見出し画像

アーユルヴェーダ

過日、アーユルヴェーダを初体験しました。
細やかなカウンセリングに基づき、「ネトラバスティ」という眼にオイルを注ぐ施術とドライヘッドスパの組み合わせを勧められ、オススメのまま体験してきました。
最初のこのカウンセリングがユニークで、体調や気分で気になるところを事前に申告したうえで、食事や睡眠など日常のルーティンに加えてこれまで経験した深い悲しみであったり、大きな出来事などを自然な形でヒアリングされます。それから、ちょっと顔に触れたり、目の様子を見たり、背後に回って耳を触ったり。それで驚いたのは、耳たぶを軽く触ることによって体調の悪いところや弱いところがわかるのです。
このあと、8種類のアロマオイルを目を閉じて香りを嗅ぎ、いちばん気になるものと二番目、それからこれは避けたいというものを選びます。私が最初に選んだのは「free me」というまさに解放して!という香りだそう。ただ、その次はそのあとはギアチェンジして行こう!という香りで、リラックスはしたいものの、それで転換を図りたいと感じている?というチョイスでした。もっとぼんやりしてもいいのにね。(笑)
初回ということもあり、ここまでに1時間近くかけました。

まだ初めてお会いするので、今度変わるかも知れませんがと断ったうえで私の場合は「ピッタ」という火の要素を持ち体質であろうというお話でした。熱を取り込む体質なので、身体を温めすぎたりするのはNG。ホットヨガや熱いお風呂は向いていないそうです。幸い?どちらも苦手なのですが、身体を冷やさないと!
カウンセリングによれば、交感神経が働きすぎなので、副交感神経をもう少し優位にする必要があるとのこと。体質を知ることにより、良かれと思っていたことが逆効果になることもあり、私の場合は上半身に熱を溜め込みすぎ、それによって下半身に熱がまわらず冷えを感じることになるようです。
言われて考えてみると、ずっと仕事のことなど常に何かしらどこかで考え続けているようなところがあり。これは意識的に遮断しないとな・・・と思いました。

私の中でアーユルヴェーダのイメージとしてあったのは、仰向けになって額にオイルをタラーッと垂らしていく施術。それは「シロダーラ」というのだそうです。そういえば、オイルを使う施術が多いのかな?
マッサージだけでなく、食事などで体質の改善をするのも含めてアーユルヴェーダなのだと。

ここで別室に移り、施術に。
最初にうつぶせになり、身体にかけたタオルの上から、チェックするように触ったり撫でたりして全身の調整?があり、それから仰向けになって、施術が始まります。
私が経験した「ネトラバスティ」は、目の周りに小麦粉と水で練ったもので土手を作り、閉じた目の上にギーという温めたオイルを注ぐもの。ギーというのはバターのようなものだそうで、これに使う材料はいわば食べても大丈夫なものだということでした。このオイルの中で目をパチパチします!最初は内心どうなるんだろ?と思いましたが、それほど違和感はなく、不思議な体験でした。
また、これに合わせて意識的に呼吸をします。私の場合は、体内の熱を出すということで鼻から吸って口からハーッと大きなため息のような形で吐くことを求められました。ヨガの呼吸法では、基本的に鼻から吸って鼻から出す、もしくは口からフーッと静かに吐くのですが、それとは違うやり方。
最初はついついフーッと吐いてしまったのですが、思いっきりハーッと吐いてください!と言われました。
ヘッドスパは、呼吸は普通にして施術。これもグイグイ圧すのとはまた違ったマッサージでちょっと物足りないかな?と思うほどでしたが、終わってみればなんだかすっきりさわやかな気分に♪面白い体験でした。

人気のセラピストさんのようで、次の予約を・・・と思いましたがすでに9月末まで予約が詰まっているとのこと。最短でとれたのが10月初旬でした。
仕事柄、ヒアリングには慣れていらっしゃるのでしょうが、話の仕方が上手。そして、とても明るい雰囲気。太陽のような感じの方でした。

ヨガは少しやっていますが、同じインドで関連があるものなので、もう少し深く知りたいなと思いました。次回も楽しみです!

いいなと思ったら応援しよう!

Chiara
日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。