【Soy 】Profile File No.2 磯部真理子さん 「すでに人生楽しいけど、もっと楽しくなるはずなんです! 」パワハラやモラハラの辛い経験からすべてが変わるきっかけとなったアカシックリーデイングとは?
起業女子が増えてきています。自分で仕事をするときに必要なのがプロフィール。この【Soy 】Profile File企画は、プロフィール制作のためにインタビューをした内容をもとに記事にしています。Soyは、スペイン語で「わたし」という意味。Soy lo que soy(わたしはわたし)を短くしたものです。わたしはわたしらしく生きると決めて「好きを仕事に」を体験した人が語ってくれることは、まさにリアルなドラマ。これから好きを仕事にしたいあなたにとってなにかヒントになるものがあれば嬉しいです。二人目はアカシックリーダー、キャンドルアーティストのHINAKURU-MARU代表 磯部真理子さんです。
【プロフィール】
磯部真理子(いそべまりこ) アカシックリーダー、キャンドルアーティス ト。1981年千葉県生まれ。 大学卒業後、旅行会社、壁紙メーカーを経て医師専門の紹介会社 に携わる。仕事とプライベートでパワハラやモラハラを受け、身体と心を病んだことをきっかけに「病院と薬に頼りすぎず根本から病気に向き合う」必要性を感じ始める。オステオパシー整体との出会いから、素質学やアカシックリーディングを学んでいくうちに本来の自分を取り戻し「今度は、人生を諦めている人が自分自身の可能性を思い出せるサ ポー トをしたい」と思うように。アカシックリーダー講座で本格的に学び、2018年よりセッションを始める。宇宙理論、Happy理論も取り入れ、より自分の意志で選びとる力強さを 思い出すことを伝えている。対面セッションからコロナ渦でオンライン対応が増えた現在 も「元気が出て癒しが起こった」、「安心して前へ進んでいけそう」、「考え方の視点や 枠が広がった」 など喜びの声が届き続け、紹介が絶えない。理念は「目の前の人はすでに完璧な存在である」。「すべての活動は”愛”をベースに、地球に、宇宙に優しくある。」 をモットーに活動中。4歳と6歳の二児の母でもある。趣味は瞑想、読書(自己啓発、小 説、漫画)、ダンス。
――自己紹介と、今やっているお仕事を教えていただけますか?
自身の体験から幅広い思いを受け止めたく、宇宙理論、Happy理論、そしてアカシックレコードというツールを使って人の心に届くセッションをしています。
――アカシックリーディングとは?
魂は何十回、何百回と転生していると言われています。「アカシャ」と言う、宇宙図書館があり、ひとつひとつの魂の歴史すべてが「アカシック・レコード」に刻まれています。個人個人のアカシックレコードに繋がって、ヴィジョンのイメージを下ろし、それを読み解いてメッセージを伝えるのが「アカシックリーダー」です。預言者でもなく、カウンセラーでもありません。セッションではヴィジョンを描き、リーディングをしながら余計な思考や葛藤を排除していきます。育ってきた環境や自分自身で勝手に作り上げてしまった枠を見つけ、「頭や心の中の滞りを減らす、なくす」セッションです。
本当は、誰もが読めるものでもあるんですよ。たとえば「ふと思ったこと」は、実はリーディングの一種。自分に流れ込んできているんです。でも自分でヴィジョンが流れてきても「それやってなんなの?」と自分の思考を挟み始めると理由を考えてしまいがち。けれども最初のヴィジョンにしたがって、素直にやってみると、あれにもこれにも繋がることがあります。「自信を持って進んでいいんだよ」と背中を押してあげるのがわたしの役目です。余計な葛藤を摘み取って身軽に、もちろん迷ってもいいけれど、少し肩の荷を下ろして軽 く、 スムーズに進んで行けたらいいじゃないですか。100%自信がもてなくても、本来の自分自身の力強さを思い出してもらいたいと思います。
――セッションを受けたらどうなりますか?
セッションをしたときにハッとする人もいれば、ポカーンと真っ白な状態になって後からじわじわくる人もいますね。たとえば「眠る」というキーワードがきてお伝えすると、枕を作る仕事だったり、「引き上げる」というキーワードがきて、最近採用されたポジションが「引き上げる」というワードを多く使うところだったりして、わたし自身も驚くことは多いです。自分の世界は自分で創っていること、未来は自分で決められること、その力強さを思い出して、未来、すなわち自分の人生の希望や可能性を再認識していただきます。
ーーアカシックリーダーとの出会い
・アカシックリーディングに出会う前は?
昔、働き出して一年目ですごく怒られたり、休みの日でも電話がかかってきたり、とにかく自分が休まる日がない日々を過ごしました。2年目に容量を覚えてできるようになってから、しばらくしてやめました。一番辛い時に「逃げたらダメなやつだから」と逃げることもできず、できるところまで頑張ってしまい、やったらやったで頑張りすぎちゃうところがあったんです。
当時は自律神経失調症もあったのですが、あまり深く捉えてなかったんです。転職してか らも自分を追い込み、できない自分にダメ出しをしたり、どん底に落ちたりすると自分をコントロールできなかったり、薬に頼らざるを得ない状況になっていきました。とはいえ、薬を飲むとだるくて自分が全く使いもにならないんです。「これはなにか違う」と思いつつ、でもどうしたらいいんだろうと思い悩む日々でした。毎日薬を飲まないようにすると今度は泣けてきて。そのときはうつ状態という診断を受けていました。
藁をも掴む思いで通っていた整体の先生が「体はマインドが関わってくるから、マインドセットというか、なにか心に働きかけをした方がいい」と教えてくれました。つまりせっかく体を直しても本人の考え方が変わらないと、また戻ろうとしちゃうそうなんです。そこで違う考えをしった方がいいんじゃないかなと紹介してくれたのが素質統計学です。心のことを学ぶうち、10ヶ月もしないうちに薬は飲まなくて平気になって、どんどん元気にまりました。20代はなんだか上手くいかない生きづらさがあり、つねに何か正解を探していて、自分探しの時間でした。
・そこからどのようにアカシックリーディングの仕事につながっていくのでしょうか?
2016年9月に、わたしはアカシックリーディングをしていたその人にとつぜん、でも迷いなく会いに行きました。セッション後は、わけもわからず「じゃなんだったんだろ?」という感じです。けれどなんだか楽しい気持ちになりました。しばらくして、自分の中にその時にもらったキーワードが湧いてきたり「このままのわたしでもいいのかも」という希望が生まれました。
これまでいろいろとカウンセリングを学んでも、特にどうこうしたいと思ったことはありません。けれども初めてわたしもこれ生かしてみたいとか、みんなにやってあげたいという気持ちが生まれました。そのときは講師もわたしも妊娠していてかないませんでしたが、産後の2017年12月にお弟子さんの講座で学ぶことができました。学んだ後に友達や、ママ友にセッションをすることからスタートしました。
・アカシックリーディングに一目惚れしたんですね。
他人は変えられないというけれど、目の前の人が変わる、その瞬間に立ち会えるのがすごく興味深くて好きなんです。心の持ちようひとつで全てが変わることがあり、かつ、頭の中をごっそり変えたらすべてがひっくり返ることも体験できます。
その状況で違うこともありますが、迷いがなくなることや、迷いがあっても突き進むやる気が出てくるのであれば、たとえ叶わなくてもすでに叶ったも同然というか。
すべては繋がっているとして、わたしは自分ができないことですぐ悩むから、似たような人がクライアントで来たときには、わたし自身へのメッセージだなと思うこともあります。ときどき相手に入りすぎてしまい、悩んじゃうことや胃が痛くなることも。そんなとき「アカシックリーディングは、預言者でもカウンセラーでもないから見えているものをフラットに伝えたらいいだよ」という師匠のことばを思い出します。たしかにもっとフラットに下ろせばいいかもしれません。そのときに受け取れる容量は人それぞれだから。
ーーアカシックリーダーになってから
・セッションのとき大事にしていることはありますか?
生きづらさを感じる人たちの背中をそっと押したいです。わたし自身がアカシックレコードに出会い、仲間や友達に助けてもらいながら1つずつ自分で実践しながら這い上がれた今があるから。また自分の人生を自分で創造するとき、すべては自分が引き起こしたことでその証拠集めをやめると決めてみるように伝えます。自分が一歩を踏み出すとき、相手に言わせていた言葉は、自分が自分に思っていたことだったと気づいていけるはずだから。だから伝えたい。「あなたなら、大丈夫」と。あなたがたとえ同じ場所にいても、今と違う景色が見えるということを体験してもらいたいです。
セッションの時は一旦その人の状態をリーディングして、下ろすものみて「みえている物をお伝えする」より、「どうなりたいか?」を一緒に掘り下げていくことを大切にしています。昔のわたしのようにどこかに正解を求めるより、自分に問うてみて欲しいのです。だって世界は自分でつくれるんだから。その上で「こうなりたい」を引き出し、そうみえたってことはあなたはそこに進んでるわけだから、と背中を押すことも。
逆に「なんでこうなんだろう?」というときは、過去生を伝え、こんな経験があるから二の足踏んでる可能性があるから、そこはもう捨てていいよ、と伝えることもあります。その時々によって全然違いますが、軽くなって、スッキリする人が多いですね。でも結論として、過去も未来も関係なく、何よりも「今」あなたが何を感じていて、どうしたいと思っているか、そこを味わってより幸せを感じられるようになれますように、と思っています。
【今後の展望】
現在は、口コミで個人的に依頼がある方にセッションをしています。コロナになって依頼が増えてきているので今後は、上海に戻ってもオンラインでお受けします。もちろん日本にいるときには対面希望の方にはできる限り応えたいとも思います。
また一目惚れしたキャンドルアーティストの講座を受けて以来、チャネリングしながらキャンドルを造る楽しみも増えました。手にした方はすごく喜んでくださるんです。キャンドルはみてるだけで瞑想になるし、わたしも何かのプレゼントとして差し上げたいくらいに好きなものです。
わたしはこれまで「人生の正解、常識」を求めていたけど、答えは1つではないですし、自分の100点は自分が決めていいと思っています。誰かから見た20点の状態が、自分にとっての100点でもいいんです。心からそんなふうに考えるようになりました。
たとえ不安にまみれて生きていても「自分がこうなりたいから、こうしよう」を選択できる人が増えたらもっと幸せを感じていける人が増えるだろうなと。そういう人にわたしの声を届けるためだけに、影響力が欲しいと思います。
誰もが自分で自分のことを認めていったら、もっともっとそれぞれが自分の花を咲かせていけるんだろうな、そんな世界だったらいいなと。そのお手伝いをこれからもしていきます。
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