不快性射乳反射のはなし
1人目の時から思ってはいたけど。
授乳中、特に授乳し出すタイミングに、なんか気分が悪くなるんです。
この気分の悪さ、言語化がめっちゃ難しい類のもので、近いもので言うと
気持ち悪い
吐きそう
喉かわいた
何も食べたくない
なんかもう嫌
なんかもう疲れたし無理
みたいな感じです。
これを全部まとめてミキサーにかけた感じ。
最悪すぎる。
ぼんやりと感じてて、授乳ってそんなもんなんかなと思ってたんですが、2人目でこの感覚がより鮮明になり、ググってみたところなんと!!
名前があるじゃないですか!!!
「不快性射乳反射」
それそれそれそれぇーーーーー!!!!
Googleによると下記の通り。
不快性射乳反射(D-MER)は、母乳育児中の女性の一部に起こる症状で、射乳反射の30~90秒前に突然ネガティブな感情や不快感、ゾワゾワした感覚、吐き気などが現れます。症状には個人差があり、次のようなものがあります。
胃の不快感
不安
悲しみ
恐怖
気分の落ち込み
緊張
感情的な動揺
イライラ
絶望感
否定的な感情
まさにこれやん。
これでしかない。
原因はわかっていないらしいんですが、
「授乳の際に母乳を作るホルモンであるプロラクチンの濃度を上げるために、脳内でドーパミンというホルモンが下がることで、授乳時にいやな気持になったり、気持ちが落ち込んだり、怒りを感じる人がいると言われています。」
だそうです。
ほんまに人間の身体って不思議ですねぇ。
母乳育児も奥が深すぎるのよ。
でもどうやらみんながなるものではないらしい。
えぇーならん人もいるんやーーと思ってたら、
先日の「夫が寝たあとに」で、
横澤夏子さんが
「授乳中いやな気持ちになる!」
と言っていて、一緒や!!!
とめっちゃ嬉しくなりました。
番組テロップにも「不快性射乳反射」って出て、ついにこの謎の現象が世に広まる時が来たな…と思いました。
夫にはそれまでいくら説明しても
「ふぅん?大変やなぁ」
みたいなノリで終わってて、いや大変やなぁちゃうねん、と思ってたんですが、番組を見て理解が深まったようでした。ありがとう横澤夏子さん。
でも多分一緒に話してたミキティはピンと来てないんやろうなって感じのリアクションで、母乳育児と言ってもほんまに千差万別。
子どもがいない人と話すよりむしろ、同じ月齢で同じ母乳育児してるのに不快性射乳反射について分かり合えないとか、母乳詰まりで辛いことを分かってもらえないことの方が、なんか遠く感じる気がします。近いのに遠い。
この何とも言えない不快に耐えて今日も授乳しているみなさん、お疲れ生です(ビール飲みたい)。