ゆるふわ読書感想文
久しぶりに小説を読んだ。
ていねいに記事を書こうと頑張ったら挫折しかけたので、めっちゃ雑に書く。
そもそも何で急に小説を読んだのかと。
勘のいいインターネット市民のお察しの通り、走れメロスの記事を読んで。
※長い記事です。
読んだのは村上春樹著『スプートニクの恋人』。
正確には昔途中まで読んで放置してたのを続きから。
意外と前半の内容を覚えててちゃんと楽しめた。
設定やキャラが濃い。
楽しめたからこそちゃんと書評書こうと思って、読み返して線引いてとか夏休みの読書感想文になりかけてやめた。
なので印象に残ったセリフとかに触れて終わる。
後半から読んでるので後半ばっか。
「書かずにはいられないから書いていただけだ。」
文字書きの人物の日記から。
書けるかな?とか心配する前に書いてる。
正直文字書く人間ってこういう人が多いんだろうなって昔は思ってたけど、実際はみんな頑張って書いてる。たぶん。
この人物が書いてる理由は書くことが思考することから。
逆に書かないと思考ができず、社会に馴染むのに苦労してる。
その点「書けるかな?」とか考える我々は書かなくても思考ができてるからそんな悩みが生まれるんだろうな。贅沢だな。
じゃぁ何で自分は文字書こうとしたのかなっていうと、文字で記すとセーブポイントができるから。
思考の始まりが変わって、同じ思考をぐるぐるしちゃうことが減る気がする。
ついでにそれを公開すると誰かのためになるので。
実際自分も上手い人の記事や書き散らしに助けられてる。
別の話にはなるけど、この人物も自分の作品を出してなくて(前半曖昧なので違うかも)、とりあえず世に出すかって今書いてる。
なんならもうスマホで書いてる。
「世界には20人の現役のトップ・ピアニストがいれば、それでだいたい間に合う。 」
クリエイターが大体ぶち当たるやつ。
自分がやる意味ある?ってやつ。
まぁ少し古い作品なので今は本当にそんなことないと思うので良い時代になったね。
あちら側とこちら側
この作品のひとつのテーマ。
人間は色んな側面を持っていて、時に別の人間のように感じる。
自分も素面と泥酔状態で別人間だからな。
「大事なのは他人の頭で考えられた大きなことより、自分の頭で考えた小さなことだ」
作中でかっこよく言ってるけど誰も考えられてない。対比的なセリフ。
登場人物はみんな核となる人格、自分の中の大切なものを失って抜け殻になってる。
ちなみに個人的にはどっちも大事だと思う。
だから自分で考えた小さなことをもっと書いてかなきゃなとなった。
さいごに
本当はもっと書きたかったけど電子書籍だと読み返して書評するの本当に不便だなって感じた。
ちゃんと書かないと失礼だよなという気持ちもあるけど書き切ることを優先してこんなとこで。