緊急事態宣言の東京は『2週間経って、どうなったのか』
こんにちは、雅(みやび)です。
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2週間前にワイドショーでは、NYがたった5日で医療崩壊して、ロックダウンに突入したことを受けて、このままでは2週間後に東京もそうなる!と喧伝していました。
そこで、Financial Times 作成の対数グラフで現状を紹介しました。
で、実際に二週間経過しましたので、同じグラフを引用します。
以下は、4月28日現在の新型コロナによる死亡者数推移です。
アメリカ、ヨーロッパ各国が、ピークか、ピークを超えて減少に転じたようです。一方で、ブラジル、ロシア、インドがまだピークが見えてないようです。
肝心の日本ですが、踊り場なのか、ピークなのか見分けがつかない感じですが、アメリカ、ヨーロッパはロックダウンしても収まらなかったコトと比べれば明らかに傾向が違いますね。他国との比較上では、ロックダウンよりも厳しくない、緊急事態宣言であっても効果があったと言えそうです。
次に、新型コロナ陽性患者数の推移です。
これも、緩やかではありますが、アメリカ、ヨーロッパではピークを過ぎたようにみえます。ここから、第二波が始まる可能性は否定できないので楽観は禁物せすが。日本は明らかにピークダウンしています。
実は、現在の新型コロナウイルスの死亡者の推移の評価として、既存のインフルエンザと比較した、この記事が参考になります。
以前から指摘はあったのですが、実は死亡率だけで見れば、毎年のインフルエンザと大差ないのです。ただし、特効薬がないコトと、急激に重症化するコト、軽症時の感染力が強いことが脅威なのです。
だから、、
恐れ過ぎてもいけないし、油断してもいけない。
いまは淡々と、感染対策を続けるしかないのです。
そして憂うべきは、日本の病床数はドイツよりも多いのに医療崩壊が懸念されています。感染症対策病床が極端に少ないのです。一方で、ドイツはフランスや、イタリアの患者引き受けている程です。
何が違うのでしょうか。
いま、ナショナルセンター、国立病院、大学病院、公立病院は、監督省庁の指導のもと連係して対策を進めているのですが、民間の病院の足並みはなかなか揃いません。
この辺りは、別途整理したいと思います。
PS
これから心配すべきは、経済破綻による影響と、ストレス過多による心の問題ですね。