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「音楽でストレス解消!」~音楽の「食わず嫌い」は損?~

 音楽にも「食わず嫌い」があることを、最近知りました。普段の私は、日本の楽曲や洋楽を問わず「哀愁を帯びた短調の曲」を好んで聴いています。私の感性が無意識に求めているのかもしれません。

 先日、地元の駅のコンコースに設置しているピアノを、男子中学生がたどたどしい指使いで弾いていました。テクニックうんぬんよりも、演奏された曲に強く心を惹きつけられました。

 終わった後に、彼に曲名を聞きました。私の心の琴線に触れた曲は、スタジオジブリ映画「ハウルの動く城」の主題歌「人生のメリーゴーランド」でした。

 この曲を知ってから数日後、思いがけない曲に遭遇しました。他のクリエイターさんが記事の中で紹介していたのですが、ジャンルはハードロックか、ヘヴィメタルに分類されると思います。

 大体、再生してから20秒以内にOFFしてしまうジャンルです。どんな曲であれ、なるべく耳を傾けたいと思っていますので、再生ボタンを押しました。心の奥底のどの部分に響いたのか、私はこの曲を最後まで聴いてしまいました。

 私が魅了された曲は、Eva Under Fireが歌った「Separate Ways」でした。Journey のカバー曲です。「哀愁を帯びた短調の曲」とは真逆の曲なのに、私が魅了されたのはなぜなのか? 

 私が無意識に抑圧しているトラウマ (心的外傷)の問題なのか? 回答を求め、ネットで色々と調べてみました。

 音楽にはストレス解消効果がありますが、リラックスや癒しをもたらすだけでなく、負の感情を軽減する力もあるようです。

 オーストラリアのクイーンズランド大学の研究によれば、ヘヴィメタルやパンクを聴くと、怒りやストレスの感情が軽減されたことが分かったそうです。

 私が無意識の底に抑えている感情の正体は分からないのですが、負の感情を解放させる効果がヘヴィメタルやパンクにはあるようです。

 私達は様々なストレスを抱えて生きています。色々なストレス解消方法がありますが、音楽で軽減させるのも、一つの選択肢だと思います。

 今回、ハードロックやヘヴィメタル、そしてパンクの音楽効果を知りました。また音楽にも「食わず嫌い」があることも体験しました。効果だけを求めるのではなく、好きな音楽ジャンル以外にも、これから挑戦したいと思います。

 今宵は、ウイスキーのオンザロックを飲みながら、ハードロックを聴きたいと思います。もちろん戸締りもロックして。