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Last epilogue ────ドクン。 「⋯⋯あ」 「⋯⋯あっ」 感じる鼓動に慌てて目を覚…
epilogue6:君と行く、未来 ────強い風が吹きすさぶ七色の世界。 形在るものの生存…
epilogue5:メグル 切嗣さんと一緒に教会堂へと戻った私達は儀式の終わりを待つために椅…
epilogue4:大丈夫 一騒動も収まってようやく走り出したベンツ。 「いやはや、済まなか…
epilogue3:枝葉 キーンコーンカーンコーン⋯⋯⋯⋯。 終業のチャイムが鳴り響く。 …
epilogue2:騎士様 学校まで続く長い坂道。 坂の上には学校以外何もないところから、学…
epilogue1:それから 『⋯⋯大丈夫。 苦しい事は全部引き受ける。だから、笑っていてくれ』 とっても綺麗な朝焼けの中、そう言って傷だらけのまま私たちを抱きしめる逞しい腕。 苦しい事なんて何も無いよ? 泣くような事も何も無いの。 全然平気なのに、そうやって私たちを抱きしめる彼の顔だけが⋯⋯とてもとても苦しそうで。 だから、笑っていてって言われたのに、私も桜も泣いてしまう。 そんな私たちを見ると彼はより一層苦しそうな顔になって、抱きしめる力を強くする。
奇跡の雪:後編 「あーちゃー⋯⋯あーちゃ~! わたしも⋯⋯だいすき!」 「ぐすっ⋯⋯わ…
奇跡の雪:前編 「あーちゃ~!」 「あーちゃーさぁぁん~!」 泥が生む瘴気の為に荒れ…
魂 ゴバアアアアッ────ギイインッ!! 黄金と暗黒がぶつかり合い深山の山々を明る…
激突 シャッ────ドシャアアンッ!! 放った剣が飛来する巨大呪力弾を迎撃する。 …
無限の剣製 張り出す枝も険しい谷も、アーチャーの進行を止められない。 霊体化し、風…
Last interlude2:もどってくるから ◇ ◇ ◇ ◇ 「────────」 眠っ…
Last interlude1:光 無限に生まれる呪いの泥が、流れに逆らい上流へと進む光の玉に殺到する。 だが、呪い如きが”この世ないもの(理想郷)”を如何にして滅ぼせよう。 アヴァロンは主の意を受け、泥の大河を進んでいく。 「⋯⋯⋯⋯」 しかし、鉄壁たる城砦の中、鞘(アヴァロン)の主たる剣の王は美しい眉根を寄せていた。 アヴァロンの力によって異なる次元(テクスチャ)にいる彼女は、泥の世界においてその導を見失いつつあった。 ────竜の体内を通り大聖杯