小話4 大人も子供も一緒。
今日は今朝起こった出来事から
我が家には子供が二人います。
長男は小学一年生、次男は2歳。
長男が超がつくほどの繊細な子なんです。
(周囲をよく見ており、石橋を叩いて渡るを地でやってる子です。頭はそこそこで、頑固者です)
たまに、堰を切ったかのように、
「学校に行きたくない」が始まります。
(ちなみに学校と自宅までは1キロ超えです)
(本州あるあるの、通学団。
同学年は班には居ません)
今日は、
「学校には行きたいが、学校には行きたくない」とのこと。
今日は
①我が家はどうしたのか
②この行き渋りから学んだこと
で、お話ししていきます。
①我が家はどうしたのか
私は割りと
「学校に行かないと!」
と強迫観念が、あった子供でした。
なので、学校に行くのは当たり前。
休むのは熱がある時だけ。
それ以外は「仮病はダメなこと」という
認識でした。
それは夫も同じ認識です。
学校へは行くのが当たり前、でした。
彼の行き渋りは三回目です。
いつも思うのは、
親としては学校に行って欲しい、
でもそれは、
親としてのエゴではないのか?
です。
そして、
仮病を理由に行きたくないのか、
学校で辛いことがあって行きたくないのか、
本当に心が苦しくて行きたくないのか。
それを推し量ることが難しいのです。
本人の考えてることが見えたらいいのに、と思います。
息子は一番必要なことを言いません。
言わない=察してくれ!
なのだと思ってます。
察してくれ!=甘えたい
甘えたい!の裏返しなのだとはわかりますが、
甘え方にも種類があるのだと思ってます。
でも、これって大人にも言えることですね。
甘えたい→理不尽な内容のワガママを全部聞いて欲しい!
は卒業させないと、と思ってます。
理不尽な内容というのは、
今のところ
「学校でみんなが勉強してるのに、自分は家でゲームやYouTubeしてゴロゴロする」
や
「大人が頼んだことをしないのに、息子に頼まれたことをする」
と、いうようなものです。
大人なら、
「何も言わないけど、私の気持ちわかるよね?」
とかそういった感覚でしょうか。
甘えたい!の裏返しなのだとはわかりますが、
甘え方にも種類があるのだと思ってます。
なのだと、私は思ってます。
子供だから良い、という風にしてはならない。
私は一回目の行き渋りをした時、
息子に言いました。
「学生の本分は勉強すること。
私が働きに行くから、あなたが買い物行って
弟の面倒を見て、ご飯作って、
部屋の掃除してくれるなら、
学校行かなくて良いよ」
って伝えました。
私のやってる家事を全部やって、
と伝えたわけです。
(もちろん、できるわけ無いことは承知の上です)
そうしたらさすがに、
「そんなにやれないから、学校に行く」
となりました。
脅しのようになってしまいましたが、
我が子には効果があった気がします。
(えぐいやり方ですが、スマホのメモ帳機能を使って、目の前で決めたことを書き残しました)
子供だからと言って甘やかしてはいけない。
一人の人間として扱う、ことが大切なのかなと思いました。
②この行き渋りから学んだこと
我が家の叱り役は私です。
フォローは夫と、同居している義母が
してくれます。
(私はキツイことを言うので、
フォロー役には向いてません)
今回もほぼ何も言わずにお任せしました。
義母は初等教育の免許を持っていて、
夫は社会福祉士なのでやはり、
辛い気持ちを持ってる人への対応は上手です。
息子はそんなプロ二人にかかっても何も言わず、じーっと物言いたそうな顔をするだけ。
埒が明かない。
みんな彼の気持ちが落ち着くまで待ってる
しかありませんでした。
今日は家で気持ちを落ち着かせたのち、
学校へ送っていきました。
で、結論です。
今回の事で学んだことは、
自分の気持ちは自分でどうにかする
です。
子供も一人の人間です。そして他人です。
彼の気持ちは彼にしか分かりません。
先回りしても、
甘やかしても、
本人のためにはならないのではないかな、と
思いました。
察して貰うをやめる。
自分の気持ちは他人に察して貰うのは
不可能です。
自分の気持ちは自分でどうにかする。
伝えたいときは自分できちんと伝える。
今日は子供から学んだことでした。
世の中の親御さん、本当にお疲れ様です。
あくまでも我が家での対応なので、
他の家庭で実践できるかは別ですよ!
今日も読んでいただきありがとうございました。
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