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【北極海の氷の下での光合成】わずかなヒカリでも北極海の藻類は光合成をしていたぞ

光の少ない北極でも光合成ができるって本当?

光合成といえば、太陽の光をしっかり浴びて植物が成長するイメージを持つ人が多いだろう。でも最近の研究で、北極海のような厳しい環境でも、ほんのわずかな光で植物が生きられることがわかってきたよ。北極海の氷の下ってほぼ暗闇で、太陽光は氷や雪に遮られてほとんど届かないんだ。それでも微細藻類は、信じられないほど少ない光で光合成をしているようだね。

研究によると、微細藻類は太陽からの光が1日の平均で「0.04 ± 0.02 µmol photonsm−2 s−1」しか届かない状況でも、バイオマスを蓄えることができたんだって。これ、すごく少ない数字で、地球全体に降り注ぐ光のほんの10万分の1に相当するんだよ。これが事実なら、他の海洋でも深いところで光合成ができるかもしれないという希望が見えてくる。

極夜でも微細藻類は頑張っていた

極夜って、北極や南極で冬の間ずっと太陽が昇らない時期のことだけど、その間も微細藻類は光合成を続けていたんだ。しかも、太陽が少しだけ見えるようになった3月頃には、彼らのバイオマスが急増していることが確認されたんだよ。雪と氷に覆われてほぼ暗闇な環境で、どうやって光を使っているのかって不思議だろう?実際に観測された光量は、理論上の光合成に必要な最小限の光量にとても近い数値だったんだ。

これは、微細藻類が本当に効率よく光を使ってエネルギーを作り出している証拠だよ。もしかしたら、海のもっと深い場所や暗い時間帯でも、植物は思ったより活動しているのかもしれないな。

世界の海の生態系に与える影響

この発見は、北極だけでなく他の場所でも大きな意味を持つかもしれない。これまで科学者たちは、海の生産量を考えるとき、光があまり届かない場所では光合成がほとんど起こらないと考えていたけど、それが変わるかもしれないね。実際、世界中の海洋で、もっと深い場所でも生物がエネルギーを作り出している可能性が出てきたよ。もしそうなら、地球全体の海洋生産量に関する推定が大きく変わってくるだろう。

海洋のエコシステムを理解するためには、今後もこの研究を発展させていくことが大事だよ。こういった発見が、私たちの地球についてもっと深く知るきっかけになるのだろうね。

「北極の微細藻類にインタビューしたら、 '光合成するには薄暗すぎないかい?' と聞かれた。藻類はこう答えたんだ。 'うん、ちょっと暗いけど、これでも全然大丈夫さ。太陽が顔を出すだけで僕らは頑張れるからね!'」


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