【カラスが掃除】たばこの吸い殻を集めて、コスト削減するぞ

そろそろ我が家にもお掃除ロボットを導入しようかなと時々考えてはいるんだけれど、母親が割と好意的に考えているので、もしかしたら、導入するかもしれない。

実際にお掃除ロボットってどれくらいの能力があるのかなと思うんだけれど、実感がわかなくて、実際に使っている近しい人もいないしで、感想が読めるのはネットだけ。

割と好意的な意見は見かけるけどね。

掃除をマメにしても、なぜか出てくるホコリどこから来るのかと思うと絨毯や服の衣擦れで落ちてきたりもするので、ほぼ無限にワクものだと思う。

掃除と言えば、昔は外に出るとゴミがよく落ちていたものだけれど、主にたばこの吸い殻。喫煙による健康被害が幅広く知られて、嫌煙の雰囲気もにじみ出ている世間なので、喫煙家は携帯灰皿を持ったり、電子たばこに変えてゴミを出していないのではないかと。

昔ながらの刑事ドラマの張り込みにたばこの吸い殻はつきものだったけれど、当時はぽいぽいと道ばたに放置してたよね。アレが普通だと思っている自分の認識でもあったけれど、よく考えたら、衛生的にもあまりよろしくないし、情操教育にも悪影響だったのではと今はそう思う。


スウェーデンの路上には毎年10億本のたばこの吸い殻があって、全てのゴミの62%に相当するという。街路清掃に2000万スウェーデンクローチ、だいたい2億5000万くらいかかっているそうな。

スウェーデンのスタートアップ企業Corvid Cleaningはカレドニアガラスを訓練させて、地域清掃をさせている。カレドニアガラスは7歳程度の人間の子どもの知能を持っているという。

野生のカレドニアガラスにたばこの吸い殻を持ってくると食べ物を渡すように関連付けて訓練する。このカラスたちが協力してくれることで、75%のコストダウンが出来ると見積もっている。

マンパワーの限界というのもあるけれど、マシーン以外にも身近な隣人に協力してもらうというのも人類の知恵というものか。

カラスの健康状態も考慮するところでもあるので、全てがうまくいくわけではないようだけれど。

まあ、人類がたばこを吸うのをやめてしまえば、一件落着なんですけどね。そうは簡単にいかないみたいで。


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