コミケの戦利品を紹介していく3 C102

会場内で走ってはいけない

コミケの参加者は皆が知っているけれども、走ってはいけない。しかし、競歩ならいいのか。入場方法がチケット制に変わって、徹夜組が激減したけれども、今回はアーリーチケットも、時間帯が限られていないので、我先にと徹夜組が発生していたらしい。アーリーチケットに時間割をもうけたら、徹夜組がなくなるのではと思うけれども。

ここの参加者は重い荷物を持っているので、走ったらどうなるかくらいは想像がついている。転べば自分の本性がぶちまけて衆人の目にさらされる。しかし、ここの衆人はみなわかっている。


二日目の昼食

二日目もTFTで知人と待ち合わせ。今度はこちらを補足してくれたので、無事に食事を一緒にすることができた。朝早くから食事は軽くすませ、おなかに触らないように常温の水分を取ってきた。熱中症にならないためにもエネルギーを途中で確保するためにカロリーメイトをかじっておく。

お昼過ぎに買い物を終えて、昨日の知人と連絡。今回こそは出会うことがデキ、お互いの近況を話しあった。お互いに戦利品を見せ合ったり、本の品評などしてみたりなど、有意義な時間を過ごした。

サークルによっては、打ち上げで焼き肉に行ったりするんだろう。そんな身分にも少し憧れるモノがある。


Party People

サークル日本宴会芸学会が伝えようとしているのは、かつては伊藤熱海のホテルで繰り広げられていた「宴会芸」のすべて。

バブル期だったころはサラリーマンは気楽な稼業ときたもんだと歌われつつも、全体主義が浸透し、働けば働く分だけ収入につながったこともある陰でいやなことはいやといえず、会社の社員旅行の大宴会場で舞台に1人立たされたとき、その人は何をするのだろう。

決して、みながいやいや宴会芸をしていたわけではないだろうし、素人がみなを楽しませようとするハードルの低さは、今の配信者乱造世代と何か共通するモノがあると考える。

やはりインパクト重視が多い宴会芸 スベルことを考えてはいけない

宴会芸、隠し芸、スポットライトが当たらない場所で咲く花のような一芸を記録した書籍が存在していて、それらの文献から実際に演じることで一冊の本に集約している。これは、間違いなく文化の継承であり、大宴会がなくなりつつある昨今、絶滅の一途をたどるこの奇特な華を残していく貴重な活動といえるだろう。


空耳アワー辞典

惜しまれつつ放送終了したタモリ倶楽部の名物コーナー「空耳アワー」全作品を記録した辞典。スペースに訪れてみたら、島中なのに行列が形成されており、最後尾札を預かると一緒に「農協牛乳」の札も受け取った。

マイケル・ジャクソンの空耳もあるぞ

youtubeで探してみると、いくつかアーカイブが発見できるが、すべての作品を探し尽くすのはほぼ不可能に近いだろう。
しかし、この空耳アワーを開始からずっと録画をしている人は存在していて、日本の宝としていつかは国宝として、保管されるかもしれない。いや、ないか。それでも、このアーカイブはとてもとても貴重なモノには違いないので、何かしらデジタルで保管してほしいし、ずっと残していけるためにも、クラウドなり、NFTにするなりにして、頑強なメディア媒体に永年保管をしてほしいと思う。もちろん、この本も歴史的価値を持つようになる。たぶん。

たぶんだけど、空耳アワーは特番という形でまた放映してくれるんじゃないだろうか。洋楽は未だにあるし、英語のわからない日本人が多く存在している間は、空耳アワーのおもしろさはきっと変わらないだろうから。


ほぼ月刊サメ映画

午後のロードショウで夏になるとサメ映画をやたらと流しているけれども、なぜ、サメ映画ってたくさん作られているのか。サメ映画といえば、アサライラムと言う映画会社が売れた映画をオマージュして、すごい勢いでサメ映画に消化してしまう。

しかし、こうして節操なくサメ映画を作っているのかと考えてしまうけれど、人間もスリルとか恐怖を求めているのもあるし、とても勝てる気がしない獰猛な動物に襲われるというのは、それなりに作りやすいシチュエーションじゃないかなとも。

そこで、選ばれたのが「サメ」という動物。おそらくは映画「ジョーズ」が大きく影響を与えていたんだろうと雑に思っている。クマやワニでは、インパクトが足りなかったのか。

第3回サメ映画総選挙

サメ映画総選挙では912票の投票が得られ、そこで最も人気があったのは「イド・シャーク」だった。いや、知らんし。ていうか、井戸って淡水だし。

どうやら、イド・シャークは時空を越えて、水のある場所ならどこでも移動できるようだ。日本でサメ映画はとくに作らんじゃないのかと思っていたが、それは偏見であって、それなりにサメ映画をパニックムービーとして、面白おかしくつくっているみたい。しかし、心霊ドキュメンタリーとサメ映画を融合させたアイディアは奇抜で興味が引かれてしまった。これは、ニコニコ動画で配信してくれないかな。

その次点に入っているウィジャ・シャークと言うワードもかなり不穏でウィジャボードというのは、海外でのコックリさんみたいな降霊アイテム。まさにホラー映画のノリで、ウィジャボードでサメの霊を召喚して、逃げられない恐怖を演出しているようだ。

このほぼ月刊誌は、サメ映画のトレンドを紹介しているようで、頭空っぽにしてみんなで突っ込みながら鑑賞するとき、この冊子からタイトルを探してみるのがいいだろう。というか、総選挙3位のニンジャVSシャークって何。…すっごい気になる。

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