【盗人にたたり】呪われた盗人が盗んだものを返してきたぞ
呪いを未だに信じているのか? そうやって自分が真面目に人に聞けるだろうかと思うと、まず、自分が呪いを信じていないことが前提になる。
たいていのことは科学的に解決できるし、奇跡も大半は何かの因果関係があるのだと、今は思えるけれど、呪いやたたりは存在しないと言えるかというと正直自信が持てない。
写真や映像は編集技術が向上して、意図的に心霊現象としてみせることが可能になったおかげで、みながカメラを持つ時代で母数が増えているのだから、相対的に心霊写真の報告が増えるはずが、全く見かけなくなった。
もしかしたら、自分の生活圏が変わって、そういうものを見かけなくなったのかもしれないけれど、レンタルビデオ店にひっそりあった心霊動画のコンテンツもやはり、作り物というイメージが払拭できないし、やっぱり心霊現象は人が想像で築いた妄想の類いだったのか。
しかし、ネットの掲示板にはもっと怖い話が定期的に出現している。それを収集している人もいるし、それが妄想であるという可能性ももちろんあるけれど、妙にリアリティのある話で未知の恐怖に恐れを感じることがあるわけで。
定期的によくビューが増えている記事だったり。
呪いやたたりは存在するのか。無いことを証明することは不可能だ。では、恐ろしい心霊現象が実は枯れ尾花だったということを暴いていくしかないのか。
インド北部ウッタルプラディシュ州の寺院から貴重な神像が盗まれた。しかし、その神像は盗んだ泥棒達が返してきた。
インドの警察の発表によると、ヒンドゥー教の神ヴィシュヌ神の化身であるバラジ神の偶像16体が盗まれた。偶像は銅と銀で作られていて、1つはアシュタダトゥと言う合金で出来ていた。アシュタダトゥとは金、鉄、銀、鉛、銅、亜鉛、スズ、アンチモンまたは水銀でできている。
しかし、月曜日に泥棒が告白と謝罪を持って返してきた。泥棒は神像を盗んだ後、悪夢に苦しみ、まともに寝られなくなってしまって、穏やかに過ごすことが出来なくなってしまったという。
実は、こういった遺跡や仏像を盗んだことで、呪いにかかってしまったというケースがほかにも存在する。
カナダ人のニコールさんはお土産気分で出土品を持ち帰ってしまった。歴史の一部を持っているという優越感に浸りたかったらしい。
しかし、2回の乳がんの手術をして、家族は経済的困難になったりと不幸が続いたという。
インドの神像に未知の病原菌、もしくはアシュタダトゥがパルスを発していて、脳に不調を起こしていたと言うことも考えられる。
身体に不調を起こしていたのは科学的に推測できるけれど、ポンペイのケースだと家族の不幸は説明できる要因がない。ただ、たんに不幸になっただけとも言えるけれど。
どちらにせよ、先人の遺物に敬意を欠いたらいかんよね。そういう尊敬を抱くことは、合理的な理由はなくても大事な態度だよ。