【2030年までにエネルギーの主流に?ノルウェーのワールド・ワイド・ウインド社の革新的な浮体式風力発電】新型風力発電機が試験運用するぞ

風力発電は持続可能なエネルギー源として、産業革命以来注目を集めてきました。特に近年、海洋風力発電の分野で大きな進展が見られます。その中でも、ノルウェーのワールド・ワイド・ウインド社が開発した浮体式風力発電技術は、エネルギー業界の注目を集めています。

この革新的なデザインは、スリムなタワー・スパー構造上に2つの「逆回転」ローターを備えています。これにより、深海の高速風エネルギーを利用するための新しい可能性が開かれました。従来の風力タービンとは異なり、ブレードが斜めに配置された浮体式垂直軸型風力タービン(VAWT)は、歯車装置や冷却装置を必要とせず、大量生産が可能で、耐久性があり、メンテナンスが容易です。

この新しい設計は、浮体式風力の平準化エネルギーコスト(LCOE)を従来の2.5倍以上から50ユーロ/MWh(49.85ドル)に引き下げる可能性があり、2030年までにはエネルギーの主流になるかもしれません。さらに、革新的な逆回転垂直軸風車(CVRT)の設計は、40MWの巨大な銘板モデルまでスケールアップ可能であり、これにより浮体式風力の商業化に大きな影響を与えるかもしれません。

ワールド・ワイド・ウインド社の技術は、後流効果が低く、風力発電所のタービン間の距離を縮めることができる点でも優れています。これにより、風力発電所の設置可能エリアが拡大し、1.5GWではなく6GWの可能性さえも示唆されています。

ノルウェー政府は洋上風力発電に大きな期待を寄せており、2040年までに3,000万kWの洋上風力発電のための用地を確保する長期目標を掲げています。これにより、洋上風力発電市場がさらに成長し、雇用機会が増大する可能性があります。

この技術の進展は、持続可能なエネルギーへの移行において浮体式風力発電を主流に押し上げるかもしれません。革新的な次世代イノベーションを追求し、技術を将来的には3MWから40MWの巨大な設計へと発展させる計画が進行中です。これにより、浮体式風力発電は市場を席巻し、エネルギーの未来に大きな影響を与えるかもしれません。

ChatGPTより作成


再生可能エネルギーについて、小さなモノから大規模なモノまでニュースを見てきたけれど、未だに火力や原子力に比肩するモノが見当たらない。かといって、全く伸びしろが無いというつもりもなく、ライフラインはいくつかあった方が何かと都合がいいので、どんどん進めてほしいと思う。だけど、メガソーラーはやめてほしい。日本の国土には使ってほしくない。

原子力は危ないと言われて久しいけれども、大きなエネルギーを得るにはそういうリスクはつきものであるし、事故を起こしてほしくないという気持ちもある。ただ、現状は頼らざる得ないし、原油も上がってきているから、早いところ再稼働してほしいと思う気持ちがある。

人間のすることだから、ヒューマンエラーは想定しなければならない。そういうリスク管理も今ならAIができるんじゃないのかなと思う。それはさておき、原子力の代わりにエネルギーが得られる手段があるのなら、そっちに切り替えたらいいと考えているけれども、代わりのエネルギーだって、出力が大きければ絶対にリスクはあるのだ。

リスクを分散させる代わりに広い面積で小さいエネルギー源を沢山増やすというメガソーラーにも似た発想だけれど、海上ならば陸地の占有をせずに得られることができる。可能であるならばこの洋上発電を進めてみたらどうだろうか。日本は海に囲まれているし、非常に都合のいい方法だと思うけれども。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?