運転中にハードでご機嫌な曲をかけていると事故になりやすいぞ

同僚がバイクで仕事場に行くとき、イヤホンをさしてヘルメットをかぶっていたのだけれど、なにを聞いていたんだろうなとふと思った。

インナースピーカーならともかく、イヤホンだと耳の中を塞いでしまうから、環境音が聞こえてこないのは危ないんじゃないかなと。

それにヘルメットの中だから反響もあるし、割と没頭できる状態かもしれない。運転中はそれはまずいだろけど。


ブルネル大学の研究者達は34人のボランティアを都市の道路を再現させたドライビングシミュレータに入れて、設定したルートに走らせた。

各8分間のシミュレーションでチームは都市の交通騒音、歌詞のある歌、歌詞の有無のないラウド系の音楽など、6つの種類の音声をかけてドライバーを監視。

ドライバー達は監視されているとわかっていたので、ドライバーの速度とパフォーマンスは音楽の選択にかかわらず影響がなかった。

ところが、大音量の音楽や歌詞のある音楽を聴くと、柔らかく被叙情的な曲より感情的な覚醒レベルが高くなることを発見。

大音量の叙情的な音楽は活性化と攻撃性のレベルを高め、若いドライバーは特に自信過剰になりやすくなると言う。

つまり、ノリノリになって、夏が胸を刺激する生足魅惑な曲を聴いていると、事故を起こす可能性が高くなると言うこと。まあ、なんかわかるね。

歌は気分を変えていくことが出来るし、古くから気分高揚の効果があることは、誰でも理解していること。こうして、科学的な研究がなされたことは、事故の要因として、カーディオを再生していたかという項目も追加されるかな。

それと、トリップ系の音楽もやばいよ。寝不足には曲と景色がシンクロしてやばいことになるみたいだから。



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