蚊が逃げる新技術
なにげによく知られているんじゃ無いかと思うんだけれど、生物の中で一番人類を殺しているのがダントツで蚊なんですよ。
なんで蚊なのかっていうと、日本では蚊で死ぬことってまずあり得ないんですが、マラリア原虫を媒介するハマダラカが年間約2億人も感染させて、約43万人が亡くなっている。主にアフリカ。
暑い季節になるとうっとうしいだけの存在の認識だけれど、余所の国では虫除けは命に関わる問題。
花王の研究チームが化粧品などによく使われるシリコーンオイルを肌に塗ると蚊が逃げてしまうところを確かめた。
蚊の足先は水をはじくようになっていて、雌は水際で産卵している。だから、池や水たまりがあるところにはボウフラがよく湧く。
シリコーンオイルは油になじみやすいため、水面にまくとうまく産卵ができないという。
ガラス板にシリコーンオイルを塗って、蚊を放つとすぐに逃げることを確かめた。オイルが足につくと足を引かれる力が生まれるので脅威に感じるらしいとの見方。
なお、人間の肌に塗ると塗らない場合と比べて吸血したのが4%だったという、これはかなり優位な数字はないか。
吸血されるのはかゆくて嫌なんだけど、モスキート音が寝てるときに来られるのもいや。最近は耳が衰えてきたせいなのか、聞こえなくなってきたわけですが。
しかし、蚊がオイルついた手足を拭っているの、ホントに嫌そうにしているのよね。
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