【オスだけで生殖】オス2匹のマウスから子どもを作ったぞ
動物は基本的にオスとメスが存在していて、荒廃することで主を増やすことができる。単為生殖ができる種もあるけれど、その種はかなり少ない。
やはり、雌雄が交配することで、多様性が大きくなると言うこともあるんだろうと素人頭で考えてみる。
かつて、ジュラシックパークでよみがえった恐竜は雌しかいなかったけれど、卵を産んで単為生殖をして増やしていてた。生命の神秘と言えばそうなんだろうけれど、絶滅すると言うことに対してその種はとんでもない変化をしようとするのは、それほど荒唐無稽ではないと思う。
ただ、単為生殖ができるというのはほぼ奇跡に近いので、片方の性がいなくなってしまったら、十中八九絶滅する。さすがにそういった都合のいいことは簡単には起きてくれないものだ。
大阪大学と九州大学の研究チームはオスのマウスの細胞を使って卵子を作り、2人の父親を持つ7匹のマウスを誕生させた。
この開拓された技術は、成功率の低さや、適応のケネネン、幅広い論理的な障害があり、人間で使用される可能性はやはり遠い。
しかし、このブレイクスルーはゲイの同性愛のカップルに自分の子供を産ませることができる可能性を示しており、新しい生殖の形が生まれた。
他の大学の研究ではメスの卵子だけでも単為生殖することに成功している。今回の研究はオスでもできないかと試みたこと。
オスのマウスは人間のマウスと同じようにX染色体とY染色体があり、メスのマウスは2つのX染色体がある。オスのマウスの尻尾から皮膚細胞を採取し、再プログラムすることで、人工多能性幹細胞「iPS細胞」に変えてみる。そのさいに細胞の6%のY染色体を失い、X染色体のみを残した。
そこから蛍光タンパク質とリバーシンという薬を利用して、このX染色体を複製し、XXセットを作成した。
つぎに、この細胞を使用して卵子を作成したら、別のオスマウスの精子で受精させ、代理オスマウスの子宮に移植した。630回の試行回数で7匹が生まれた。確率にして約1%の確率だった。このマウスは特に異常も無く健康であったという。
この技術は革命的であるが、人間に使えるかはまだわからないという。理論的には男性同士で生殖が可能になった。将来的な用途としては、絶滅危惧種から救うことができるという点。しかし、今のままでは非効率である。
いずれは人間も絶滅危惧種になる日が来るだろう。そのとき、この技術が絶滅から救うだろうか。まるでアダムの肋骨から生まれたエバのように。