指先に乗る小さいカメレオン発見。
自分が飼ってみたいなという小動物の中でミミズクとイグアナだったりする。
テレビを見ていたときに手に余るほどの大きさのイグアナがサボテンを丸かじりにして食べているところを見て、これ飼ってみたいなと思うようになった。
しかし、イグアナを飼うのはちょっと大変で、大きいものになると数メートル四方の大きな空間を確保しなくてはならない。あと、電源。飼育環境をきちんと構築できないと、やはり弱ってしまう。人間ほどには環境に弱いのが生き物なのだとつくづく思う。
アフリカ大陸の東にマダガスカル島北部の熱帯雨林で、新種のカメレオンが見つかった。
このカメレオンは超小型で指先の爪ほどの大きさである。脊椎動物もここまで小さいものがあったなんて。
この新種はBrookesia nanaと名付けられた。落ち葉の中にいるだにや鳶虫を捕まえているのではないかと考えられている。もちろん、ほかのカメレオンと同じく、舌を伸ばすことができる。
なお、このカメレオンはまだ2体しか発見しておらず、この種の全体像がまた捕らえられていないという。もしかしたら、幼体なのかもしれんし。
もしかしたら、もう絶滅寸前かもしれない。
このカメレオンが進化の上でなぜ小さくなることを選んだのか、興味が引かれるところ。小さければ、物陰に隠れやすいというのもあるけれど、ほどほどの大きさの動物からしたら、格好の餌にもなる。もちろん、この大きさなら昆虫だって天敵になるだろう。
ひょっとしたら、別の種との共存関係があるのかもしれない。アリとアブラムシの関係みたいに、共栄関係がもしかたら。
このカメレオンがもっとたくさんいたのなら、間違いなくペットショップに並ぶだろう。うっかり逃がしたら見つかりそうにないね。
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