【羽根のないドローン】ヤマトホールディングスが共同で配送ドローンを開発してるぞ
配送業が今大いにニーズが高い現状だけれど、そのうちドローンの活躍の場が増えていくだろう。Amazonはドローンによる配送を進めているから、あと数年後には配送するドローンを空に見るかもしれない。
ドローンの運用にはおそらく法整備が必要になるから、多分そちらの方面で入念に話を進めているだろうと思っている。
法整備が出来てから、ドローンをいざ飛ばして配送をさせるようになると、おそらくは風が強い時やいたずらなどによって、墜落をするケースが考えられる。そういったときに、民家や器物損壊、人に当たってしまった時にどういった保証になるのか、そういうところも争点になっていくかな。
とかく、あの高速回転するローターはやっぱり凶器だしね。皮膚なら簡単に切れる。
ヤマトホールディングス株式会社が開発した貨物ユニット「PUPA701」はサイクロテックが実用化した推進システム「サイクロローター」を採用して進めている。
PUPA701は物流eVTOLで無人貨物ユニット「PUPAシリーズ」の1つ。eVTOLとは電動の垂直離着陸機。VTOLといったら、やっぱりハリアーですね。あとはV-22、いわゆるオスプレイ。
オーストラリアのサイクロテックが開発しているサイクロローターは空洞のある円柱をつけて、高速回転することで揚力がえられる。不思議に見えるけれど、これちゃんと浮くんだ。
マグナス効果というものを利用しているようで、回転しながら進む力は進行方向と垂直に力が働く現象。この効果を利用して、羽根のない風力発電が存在する。
プロペラのローターと違って、回っている部分がハッキリとわかるし、飛行時に及ぼす干渉範囲がもっと狭くなるだろう。横幅のあるマルチローターのドローンでは入れない場所も、このサイクロローターなら入れる。
空飛ぶ車ももちろん開発しているだろう。スズキも空飛ぶ車を開発しているけれど、このサイクロテックには将来性を感じてしまうな。
おそらく、空飛ぶ車が市場に開放されたら、このサイクロローターとプロペラローターと2種類の動力形式に二分されるだろうと思う。
乗用車として乗るなら、やっぱり免許がいるだろう。セスナの免許を取っておけば、すぐに乗れるかな。