米海軍がコミュニケーションを混乱させる非殺傷兵器を開発したぞ
仕事の上で、会社の中で欠かせないのが報連相というまずは話をすることが肝要。お互いの情報を交換しつつ、最適な方法を考えることで、今日まで人類は発展してきたと言ってもよい。
これが軍隊の中では、やはり重要なことであるし、深刻な報告を伝え忘れたりするのも当然ながら、一見軽微なことと報告をしなかったために大きな失敗につながることも往々にある。
通信というのは、実に重要な機関で、遠くの場所から状況をいち早く伝えることがとても大切。なので、通信には暗号を賭けることが常であったし、どれだけ早く伝えるかも求められていた。
しかし、このコミュニケーション自体が妨害されてしまったら。
自分の声が遅れて発信されているのを聞くと、脳が混乱されて、会話ができなくなってしまうことがある。吃音の治療にはこの方法に効果があるが、普通の人にはとてもやっかいなこと。
アメリカ海軍は話すことを不可能にする非致死性兵器を開発した。ハンドヘルドアコースティックヘイリングアンドディスラプション(AHAD)システムと呼ばれるデバイスは、長距離マイクから音声を録音して、強力なスピーカーを使って、わずかに遅れて音声を再生する。
会話が絶え間なく続くループに会話を続けることやメッセージを伝えることが非常に困難になってしまうと言う。
海軍がこの研究にほぼ3年ほど開発を続けていたとのこと。
今の民間の技術なら、例えば、スマホの通話を録音しつつ相手に遅れて返すことができるかな。オウム返しという機能がある電話が昔はよく見かけたけれど、固定電話にかける利用者も減っているから、どうかな。
この技術でいたずら電話を撃退できるのではと考えたけれど、いまの嫌がらせはSNSで告発炎上が主だから、それほど使える代物でもないかな。
でも、この機能はちょっと面白いと思ってしまった。録音機器とスピーカーでしゃべらせなくしてしまうと言うアイディアは、実践ではすぐに対応されてしまうだろうけれど、急襲作戦みたいに突撃をした瞬間にこの装置によって、混乱を引き起こすことができるだろうと考える。
たとえば、立てこもったテロリストの制圧などにね。制圧部隊はハンドサインで意思疎通するから、作戦成功率が上がるだろう。
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