【3Dプリンタで生きてる耳を印刷】自分の細胞を培養して耳たぶを作ったぞ
3Dプリンタが様々なものを作ってくれると頭ではわかっていても、ニュースで飛び込んでくる見事な活用法に「その手があったか!」と膝を何遍も叩いている始末。
培養肉でステーキを作ってみたり
電池を作ってみたり
寿司はすでに新たステージに向かっている。
こうなると、一家に一台は3Dプリンタがきっとやってくる。かつて、昭和三種の神器が白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機。
高度成長期になって、カラーテレビ、クーラー、自動車。
デジタル三種の神器はデジカメ、DVDレコーダ、薄型テレビ。
これからの三種の神器は3Dプリンタがきっと入ってくるだろう。あとの二つは知らん。まあ、スマホ、タブレット端末はきっと入る。
3DBio Therapeutics社は患者自身の組織を活用して、移植可能な耳を3Dバイオプリンターで作成した。このバイオプリンター「AuriNovo」によって小耳症、先天性耳奇形研究所の医師が中心となって、人間の耳の再建を実施したと発表。
米国では毎年、1500人程度の赤ちゃんが先天的に耳が片方もしくは両方が未発達であるという。
従来は多孔性ポリエチレン(PPE)で、インプラントを作っていたが、患者本人の軟骨細胞から細胞を培養し、より柔軟な耳を再建することが出来た。3Dプリンタだから、見栄えもよく作れる。
いずれは複雑な鼻骨の再建や脊椎の変性症の治療など、整形外科の分野に焦点を当てているという。軟骨を生成できると言うことは、美容外科もほしがる技術ですね。
治療の上での再建手術がうまく出来れば、美容外科の整形術も発展するだろう。むかし、ビューティーコロシアムって、見た目で悩んでいた女性が整形して生まれ変わる番組があったけれど、鼻筋や耳の形まで変えられるだろうし、シリコンの代わりになり得るだろうから、ブラックライトで光るって事も無くなるかもね。
これは、ほぼ確信めいた予想なんだけれど、スタートレックのスポックのコスプレをする人がこれで耳をとがらせるんじゃないかなって。