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結婚30年以上の女性に聞く「夫婦生活を円満に長く続ける秘訣」をたった1つあげるとしたら?

多くの人にとって、日々、色々ありながらも夫婦末永く仲良く過ごすというのは理想ですよね。

そのために、何が必要なのか?

webマガジン『kufura』では、結婚生活30年以上のベテラン妻72人にアンケートを行い、「これまで円満に夫婦生活を続けてこられた秘訣」を聞いています。

特に意識して行ってきたものを1つだけ選んで教えてもらっているのがポイントです。

1.腹が立ってもある程度のことはガマンする


「結婚当初からなんでも話し合うようにすればよかったのですが、それができないまま40年。お互い様だとは思いますが、やはりいろいろガマンしたからこそ、夫婦生活がここまで続いているんだと思います」(69歳/その他)
「夫婦円満の秘訣は、ガマンのひと言に尽きます」(67歳/主婦)
「たぶん言いたいことを全部言ったらすごいケンカになると思うので、言いたいことがあってもガマンして言わないようにしているのが円満の秘訣かな」(61歳/主婦)
「夫のやることにはなるべく口をはさまないようにするなど、私がガマンしているからこそ結婚生活が成り立っていると思います」(75歳/主婦)
「夫の意見に合わせて、自分はなるべくガマンするようにする。こうすればケンカになることがないので、とりあえずは夫婦円満に暮らせます」(72歳/主婦)
「すぐに切れて怒り出す夫に対し、口答えせずにひたすら耐えて、怒りがおさまるのを待つことです」(72歳/主婦)

少なくとも、それほど重要ではないことや、自分の許容範囲内のことについては、夫に合わせるなどしてとりあえずガマンするというのは、大事ですね。

2.夫婦ゲンカはなるべく早期に解決するようにする


「ケンカしても絶対に翌日まで持ち越さないようにしています」(61歳/主婦)
「たとえ大ゲンカしたとしても、必ずいっしょに寝て、朝食もいっしょに食べるようにしているのがいいのかなと思います」(63歳/主婦)
「ケンカをして口をききたくなくても、無視することなく朝と夜の挨拶は必ずするようにしているので、それほどケンカが長引くこともありません」(70歳/主婦)
「相手に歩み寄る気持ちが大事だと思います。ケンカをしてもどちらかに歩み寄る気持ちがあれば、夫婦仲は自然と元に戻るし、気まずさも修復できます」(53歳/主婦)
「夫婦ゲンカをしてもしっかりと話し合い、いつまでもウジウジせずに早めに仲直りすることが大切だと思います」(72歳/主婦)
「ケンカはしょっちゅうですが、どうしてケンカになったのか、あとでいっしょにお酒を飲みながら反省会をしてお互いの言い分を聞き合うことで、不満をためずになんとかここまでやってきた気がします」(63歳/主婦)

僕は、夫婦ゲンカそのものは普通に起こりえるものであり、むしろ小さなケンカは有益だと思っています。ただ、大事なのはそこから仲直りしていくことですね。
(これを専門的にはリペアアテンプトと言っています)

3.感謝の気持ちや思いやりの心を忘れないようにする


「どんなときも感謝の気持ちを忘れずに、お互いに『ありがとう』の言葉をきちんと伝えるようにすることが、夫婦円満の秘訣だと思います」(67歳/総務・人事・事務)
「夫はきちんとまじめに働いてくれたし、子育てもいっしょにしてくれて本当に感謝しています。その感謝の気持ちを常に忘れないようにしているのがいいのかな」(59歳/主婦)
「常にお互いを思いやりながら毎日生活していくことが、夫婦円満のいちばんの秘訣だと思います」(61歳/主婦)
「時にはガマンも必要ですが、どんなときも相手に対する思いやりや優しさをなくさないようにすることがいちばん大切だと思います」(61歳/主婦)

まずは、「ありがとう」「助かる」「嬉しい」などの感謝の言葉を伝えることを習慣にしたいものです。

4.相手が本当に嫌がることは言わない&しない


「夫が嫌がりそうなことは、めったに聞かないし、話題にもしないようにしています」(59歳/主婦)
「お互いに相手が嫌がることはしないようにしているのが、我が家の夫婦円満の秘訣だと思います」(59歳/主婦)
「いろいろ文句を言うときでも、相手を深く傷つけるような最後のとどめのひと言は絶対に口に出さずに、自分の中に飲み込むようにしています」(62歳/その他)
「親しき仲にも礼儀あり。夫婦でも言ってはいけないこともあると思うので、相手が触れられたくない話題や親の悪口などは絶対に言わないようにしています」(74歳/主婦)

「親しき仲にも礼儀あり」ですね。

夫婦ゲンカの際などは、つい感情的になって相手にひどいことを言ってしまいがちなので注意するようにしましょう。

5.適度な距離感を保ち相手の趣味や価値観を尊重する


「夫婦であっても適度な距離を保ち、相手に干渉しすぎないようにすることが大切だと思います」(56歳/主婦)
「お互いにあまり注目しすぎることなく、束縛もしないようにするのが、長続きの秘訣だと思います」(55歳/主婦)
「夫婦でもつかず離れずの距離感を保つことが大事だと思います」(65歳/主婦)
「夫婦でもそれぞれに趣味や好きなことがあるので、それを尊重し、お互いが認め合うことが大切だと長年の夫婦生活で感じるようになりました」(66歳/主婦)
「自分の価値観を相手に押し付けないようにすること」(62歳/主婦)

物理的にも心理的にも適度な距離を保って、相手を干渉したり束縛したりせず、相手の趣味や価値観なども尊重することが大事です。

これを、心理学では、「境界線」と読んでいます。

6.夫に期待しすぎない。細かいことは気にしない


「相手に過度な期待をしすぎないことが、結婚生活を長く続けていくうえですごく大事なことだと思います」(59歳/総務・人事・事務)
「夫に期待してもムダなので、夫に自分の悩みなどを聞いてもらおうなどという気持ちは持たず、心のよりどころを違うものに求めることが大切です」(53歳/主婦)
「細かいことは気にしない。大抵のことはなんとかなるさという気持ちでここまでやってきました。ウジウジ、グチグチしていてもいいことはありません」(61歳/主婦)
「細かいことは気にせず、相手の性格をしっかり理解して、適当に受け流すようにしているのが秘訣だと思います」(66歳/主婦)

相手に対する過度な期待は禁物です。また、細かいことを気にしすぎるのも、ただただ余計なストレスになるだけなのでNGですね。


さて、長年連れ添った夫婦ならではの円満の秘訣を見てきましたが、いかがでしたでしょうか? 

ぜひ、全然できていないないという方も、取り組みやすいものからぜひ取り組んでみてくださいね。


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