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この年末年始に夫婦で問題となる「サトハラ」とは?
年末の過ごし方として多いのは?
2024年も残すところ一週間ほど。
2024年は年末の28日が土曜日、さらに年始は、4日と5日が土曜・日曜となることから「奇跡の9連休」とも言われています。
あなたは、年末年始どう過ごしますか?
百貨店の松屋の1500名ほどを対象とした調査によると、以下のようになっています。
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以下は、2024年での実績と来年の意向との比較です。
比べると、自宅で過ごすが減り、旅行や実家や親戚宅で過ごすが増えています。9連休の影響もあるのかもしれません。
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「サトハラ」とは何か?
帰省が始まるこの時期、「里ハラ」という言葉に出会いました。
「里帰りハラスメント」、略して「里ハラ」です。
パートナーに、自分の実家への帰省を強要することを指します。
もっぱら夫が妻に対して、夫の実家への帰省を強いるケースが多いようです。
なんでも、「○○ハラ」と付けて、騒ぎ立てるのは違和感あるという方もいるかもしれません。
僕は、「里ハラ」という言葉がぜひ広めたいと思っています。
それは、例えば、モラハラという言葉は今では一定の広がりのある言葉です。
モラハラという言葉によって、今まで、暴力ではないものの、人格否定を受けたり、経済的な抑圧を受けながらも、耐え忍んで来た人が、「モラハラ」という言葉やその内容を知ることによって、自分がされていることが、問題であることや、自分が被害者であることを認識するきっかけになるからです。
女性が夫への実家への帰省を嫌がる割合とは?
妻が、夫の実家に帰省するのを憂うつに感じることを「帰省ブルー」と言います。
2023年実施の「義理の実家に帰省する予定の妻」1000人を対象としたアンケートによると、「義理の実家に帰省することは憂うつですか?」との問いに対して7割弱の方が、帰省ブルーを感じていることが分かりました。
以下、憂うつの割合と、その理由です。
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義理の実家に帰省することで、妻が心身ともに疲弊してしまう状況が読み取れます。
年末年始、ゆっくりしたいどころか、気が休まらず、むしろストレスになってしまうのは、つらいですよね。
そんなにイヤであれば、夫にそのことを伝えればいいのではないか?と思われる方もいるかもしれません。
ところが、実際に相談できているのは、半数弱という結果でした。
以下、そのデータと、相談できない理由です。
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帰省ブルーに悩んでいても夫婦関係が悪くなることを恐れて、夫に相談できない妻の苦悩がうかがえます。
里ハラを避けるためにどうすればいいのか?
帰省を強要するのはもちろんのこと、妻の意向を訊ねず、帰省を当たり前の前提として話しを進めるというのはもっての他です。
夫側が、不本意に里ハラをしないために、まずは、帰省を当たり前のことと考えず、妻の意向を訊ねることが大切です。
ぜひ、「どんな意見でも不機嫌にならないから、本当の気持ちを教えてほしい」と前置きしながら、意見を聞いてみてください。
先に紹介したアンケート結果では、約半数の人が過去の帰省で嫌な経験をしていると回答しています。
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おそらく、あなたの妻も一度や二度のイヤな経験をしている可能性が高いです。
もし、嫌な思いをしているとしたら、夫として、それに対してどう対処をするか、ぜひ約束をしてほしいものです。
また、セパレート帰省もぜひ選択肢の一つとしてほしいです。
セパレート帰省とは、「たとえば、旦那さんの実家には旦那さんだけ、もしくは子どもだけ連れて『父子帰省』し、奥さんはその間、自分の実家に帰省、あるいは仕事や女友達と旅行を楽しんだりするものです。
ぜひ、今までの当たり前を見直して見て、夫婦にとって、ベストな帰省のあり方を考えてみませんか。
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