約5人に1人が「旦那が嫌い」　嫌いになったきっかけは？…女性3000人調査、それでも離婚しない理由

結婚生活を続ける中で、夫婦の関係がどのように変わっていくか、気になることはありませんか？

多くの夫婦が最初は愛情に満ちた生活を送りますが、年月が経つにつれて相手に対する感情は変わることもあります。

では、日本の既婚女性たちは、今、どんな気持ちを抱いているのでしょうか？

ノマドマーケティングが、2024年6月、全国の30歳～59歳までの既婚女性3,000人を対象として「旦那が嫌いかどうか」というテーマで調査しました。

あなたが夫に不満を持っている妻側であれば、自分と同じような考えがどの位あるのか、あなたが夫側であれば、知らず知らずのうちに、嫌われることをしないかぜひチェックしてみてください。

■旦那が嫌いですか？

「好き」「どちらかと言えば好き」と回答した人は6割弱と、半数以上が夫に愛情や好意を感じていることがわかりました。

しかし、「好きでも嫌いでもない」という人も少なくありません。

なぜ旦那のことが「嫌い（どちらかと言えば嫌い）」になったのか、理由を確認しましょう。

■旦那が嫌いになったきっかけは？

妻に対する、思いやりのなさが一番の理由でした。家事をしない、金銭感覚が違うと続きます。

「その他」意見も見てみましょう

【その他の意見】

・価値観の違い（東京都・56歳）
・一番好きな人ではなかったから（兵庫県・39歳）
・生活費を少ししか出さない（愛知県・42歳）
・ギャンブル依存（島根県・47歳）
・典型的ASDとADHD（宮城県・36歳）
・車の運転の仕方（大阪府・52歳）
・飲みに行って帰ってこない（埼玉県・42歳）
・下ネタが多い（栃木県・30歳）
・気遣いが出来ない、指示待ち（静岡県・35歳）
・家庭より自分の趣味や友達と遊んでいる（埼玉県・47歳）
・見たい番組になると饒舌になりテレビからのうんちく話しが始まる（東京都・51歳）

多様な意見がありますね。

他にも、「言ったことを守らない」「嫁姑関係に無関心」「借金」などの意見が寄せられました。

■旦那が嫌いでも離婚しない理由は？

やはり、「お金」と「子ども」が二大理由ですね。
「その他」意見も見てみましょう

【その他の意見】

・浮気の証拠がないから（兵庫県・32歳）
・仕事のパートナーとしては最適（山口県・50歳）
・離婚すると義家族に娘が虐められるから（東京都・57歳）
・実家に頼れない（三重県・59歳）
・父に心配をかけたくない（神奈川県・58歳）
・自分にも悪い所があると思う（青森県・56歳）
・心を病んでしまってアクションを起こせない（神奈川県・47歳）
「離婚するほどではない」という回答が目立ったものの、

多くの女性が不満を抱えていることは確かです。

■旦那嫌いを解決するために、何か対策をしましたか？

ストレス発散やいいところに目を向けるなど、相手を変えようとせずに、自分でできる努力している方もいるのですね。

【その他のポジティブな意見】

・2人の時間を作る、食事に行くなど（東京都・38歳）
・なるべく優しい言葉遣いで話す（埼玉県・44歳）

【その他のネガティブな意見】

・仕返しすると決意した（東京都・50歳）
・夫の事は最低限しかしない（愛知県・45歳）

■嫌いな旦那と過ごすための工夫や考え方はありますか？

「ストレス解消」など、一つ前の質問と重複するところもありますが、「期待しない」というのは、理論的にも正しいアプローチだと思います。

というのも、僕らは、対人関係において、無意識的に相手に期待を持ち、その現状とのギャップで、不満を持つからです。

その他意見も見てみましょう。

【その他の意見】
・分かってもらおうとしないことにした（愛知県・51歳）
・旦那さんが使ってるタオルで私の脇や汗、足を拭いて掛けておく（東京都・46歳）
・使えるところもあると思うようにする（私は運転できないので、乗せてくれる時など）（埼玉県・38歳）
・実家に頼れないので、子ども支援センターへ相談した（大分県・39歳）

こっそり仕返ししてストレス解消する人もいれば、スルースキルを磨く人もいました。

■旦那が嫌いで、浮気・不倫を考えたことはありますか？

旦那が「好き」と答えた人以外の女性1,966人に、これまで浮気・不倫を考えたことがあるかを聞きました。

その結果、77.4％の人は「考えたことはない」と回答した一方で、8.6％の人はすでに行動に移したと回答。

その他の意見の中には、

「もともと恋人がいて、その人とはずっと付き合っている（新潟県・54歳）」「女の人が好き（神奈川県・59歳）」という回答もありました。

まとめ

夫婦の関係が年月とともに変わっていくのは自然なことです。

互いの価値観や習慣が異なる中で、思いやりや理解が欠けることで、時には不満が生まれることもあります。

しかし、夫婦関係を保ち続けるためには、相手に期待しすぎず、自分自身がどのように対応するかを考えることが大切です。

関係の改善には、コミュニケーションや小さな努力が必要ですが、時には自分の考え方を見直すことが、心の安定につながることもあると思います。

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