キレる妻への対処法
僕の妻はしょっちゅうキレます。
さっきまで、普通に会話していたのに、急に不機嫌になる。
おい、そんなことどうでもいいじゃないか、ということに対して怒り出す。
先日の朝も、僕が、台所の蛇口部分を、デフォルトの位置の「シャワー」に戻していないことがありました。
補足すると、我が家の台所の水栓は、画像のようなヘッドが付いていて、
シャワーとストレートの2パターンあります。
ストレートは、僕が掃除などのときに使うだけで、我が家ではシャワーがデフォルト位置となっています。
僕がシャワーの位置に戻さなかったことを分かっていて
「ちゃんと使ったら戻せっていってるでしょうが!」と怒鳴っていました。
「そんなちっちゃいことで、朝っぱらから貴重なエネルギー使うなよなぁ」
と思いながら、僕は「ごめんごめん」と平謝りしました。
キレる妻が増えている
2016年放送の『NHKクローズアップ現代』で
「妻が夫にキレるわけ」という特集がありました。
2800人を対象とした調査では、夫の47%が「妻の怒り」を感じている
とのことです。
その中身には、単なる恐妻家レベルを超えたものも見受けられます。
例えば
「人格を否定するような暴言」
「鬼の形相で責められる」
「結婚したときと同一人物とは思えない」
などです。
妻から精神的に追い詰められている夫の姿がうかがえます。
実際に、夫の離婚動機として、精神的虐待(モラハラ)は、
1985年8位だったのが、年々順位を上げ、2020年では2位までになっています。
キレる妻へどう関わればいいのか
男性は、問題解決志向です。
問題が発生したら、その状況や要因を分析して、対策にあたるという思考パターンを持っています。
それが、妻の怒りに火に油を注ぐということが考えられます。
例えば、台所の蛇口のヘッドの問題で怒っているという状況であれば
●なぜ怒っているのだろうか
●ワンタッチで押せばいいものをそこまで怒る必要があるか
●なにか嫌なことでもあったのか
●面倒だから、今後、忘れないように習慣化するためにはどうすればいいか
などと、妻の怒りに対して考えてしまいます。
ここで問題となるのは、妻の気持ちの部分を全く考えていないということです。
理屈で反応するのではなく、裏側に隠れた妻の心情をくみとり、感情に応じた言葉を返すことが求められます。
僕の例であれば、
「朝の慌ただしいなか、いつも通りすぐに使えないのはイラッとくるよね」
という感じです。
こう返すことで、妻は、「自分は分かってもらえた」となり、少なくとも、それ以上、激高することはなくなったように感じます。
妻がキレた際には、言葉に反応するのではなく、言葉の裏側にある気持ちの面に目を向けて、その感情を踏まえた言葉を返すことを心がけましょう。
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