安心こそ一番の不安
「いるかはぶつかったりしないのか」のつづき。
あの失恋で学んだ私の改善点を今日は書く。
これが今後の教訓になるかもしれないし。
一つ目は、価値観の捉え方を改めること。
18歳から5年間付き合った元彼の時は、友達のように対等な存在であることを「作らなくても素でいられる存在」、服という共通の趣味(好きレベルは一般的に見るとマイノリティーな方なので)が合うことを貴重な存在だと感じていたこと。
どちらも本当の価値観が合うということではなかったことを4年目(22
歳)で気付いた。
価値観が合うということは、結局育ってきた環境のレベルが近いということだと思う。
綺麗事なしに、家族の仲の良さや甘やかされレベル、脛齧りレベル、色々な教養を学ぶための習い事や経験をさせてもらってきたのか。
今あげた全てが元彼とは全く違っていた。
最終的にパートナーとの別れの原因に大きく挙げられるのは「価値観のずれ」であり、私もそれが大きな原因だった。
育ってきた環境のレベルというと、すごくひどい言い方のように感じるけど、結局はそこが合わないと何もかもずれてきてしまう。
金銭感覚はもちろん、将来の家庭像、どこまでが他人でどこからが知人あるいは親しい人なのか、優先事項、思いやりとお人好しレベル。
趣味がどうとか、空気感がどうとかじゃなく、
そういうこと(価値観)を合わせていかないと最後にこの根本にあるズレをうまいこと別れの理由にしてしまうんだと思う。
二つ目は、安心しないということ。
私は少なからず、前の彼に対して安心してしまっていた。
5年間も付き合ってきたんだから、とか、この人が浮気したり好きじゃなくなったなんて言わない、とか、まあこのまま結婚するだろう、とか
今思えば全然彼もその辺の男と同じで何も特別な人間ではないのに。
信じることも大事だし、私は基本人を信じてしまうタイプだから、人を信じずに付き合っていくなんて多分不可能だと思う。
でも、安心するっていうことの怖さを思い知ることができたからこそ、安心こそ一番の不安だと肝に銘じて、人と付き合っていかなければいけないんだと思う。