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MBAを目指したキッカケ:Hiro編

皆さんこんにちは!ぱるすたーのTADです。
前回記事に引き続き、我々の「MBAを目指すことになったキッカケ」について話していきたいと思います。
後半戦はHiroさんに、MBAを目指すことになった原体験にについてお話を伺っていきたいと思います。(聞き手:TAD)

※前半の記事はこちらから

英語の扉を開けたら:MBA受験への旅立ち

TAD それでは聞き手を交代してみましょうか。私もHiroさんからMBA受験のきっかけのきっかけに関しては伺ったことなかったので、興味津々です(笑)。
Hiro ははは(笑)。
TAD では、HiroさんはMBAを初めて知ったのはいつごろでしょうか?  
Hiro 大学院の2年生の時だと思います。しかも結構遅い時期だったと思います。そこに至るまでの話が少し長くなってしまうんですけれどもそこから始めてもいいですか?(笑)
TAD もちろんです。
Hiro まずそもそも海外とか英語とかそういうのに興味を持ち始めたのが遅かったです。高校・大学の時に英語の勉強をそんなにしていなかったんですよね。高校の時は理系だったので、やっぱり数学と理科やらなきゃってことで自分のなかで英語を劣後してしまっていました。
TAD 確かにそういう流れもあったりしますね。
Hiro 中学のときはだいぶ好きだったんですが、高校で一気に無関心になってしまって、そのまま大学に入ったので、入学時のレベル測定で受けたTOEICなんて300点台だった気がします。振り分けられた英語のクラスもA~Mくらいある中でGクラスでした(笑)。     
TAD 今のHiroさんからは考えられないですね(笑)。
※HiroさんのIELTSはOA7.5
Hiro そのまま大学生活でも基本英語には無関心だったんですけれど、大学院を受験するってなった時がターニングポイントでした。受験科目は英語と専門科目だったので英語やらなきゃってなったんですよね。で、まずは月並みですがTOEICからやろうとなりました。そしたらTOEICの勉強はスケーリングが990点とかなり広いのでやればやっただけすぐ点数が伸びたので面白さを感じてしまって、結構ゲーム感覚で夢中になって取り組むなかで600→700→800と点数も伸びていきました。
TAD その伸び方は楽しいですね。
Hiro そこからいつの間にか英語の勉強が楽しい、となったんですよね。そして大学院に入った後は、私の教授がけっこう留学生向けの授業を担当していたんですよね。その授業に留学生と一緒に参加する中で彼らと友達になって、外国の方とコミュニケーションを取ることが楽しくなって、そしたらまたやっぱりツールとして英語はもっと勉強しなきゃとなりました。同時に留学も行きたいなと思い始めたのですが、当時はまとまった時間もお金もなかったので、長期は初めから諦めていて私費の短期語学留学という形でOxfordに行きました。ただ、それがターニングポイントとなって。やっぱり現地の生活面白いな、また長期で行きたいなってなったことで、何らかの形で留学にいくことを目指すようになりました。
TAD そこでMBAとなったんですか?
Hiro そうですね。しかし既に内定を貰っていて社会人になることは決めていましたし、そのあとに普通の修士課程や博士課程に進むというよりは自分の社会人としてのキャリアパスに沿った形の留学という選択をしたかったんです。そこで調べたらMBAというのがあることを知りました。そしてもうすでにこの段階でMBAが私の中での短・中期的なゴールになっていました。 
TAD ここまで聞いていて感じたのですが、めちゃめちゃ素敵な大学院生活ですね。私はゼミやサークルといった完全に閉じたコミュニティ内で生活していたので、、、この内容は『現役MBA生が伝えたいおすすめの大学院生活の送り方』みたいな記事として大学生たち向けに出せそうですね(笑)。
Hiro でもこれはもしかしたら学部と修士で大学を変えているからこその経験だったのかなぁと思います。同じ大学だったらつるむやつらは変わらなかったと思います。
TAD なるほど。大学を変えたことによるメリットということですね。まぁぶっちゃけひとつの大学に6年は長いです(笑)。

TAD 少し脱線してしまったので話を戻しますが、明確にMBAを意識し始めたのもOxfordから帰ってきた後すぐということだったのでしょうか?
Hiro はい。もう、行くぜって気持ちになっていました。
TAD MBAから逆算してこれまでのキャリアも描かれてきましたか?
Hiro そこまできれいに逆算はしていませんけれども、外資系という軸でこれまでの会社は選んできましたね。MBAでない方法でもしかしたら海外との関りがあるかもしれないからという単純な思い付きでした。あとはテック系なら伸びるやろ、とかですかね(笑)。   

イギリス愛が導くMBAへの旅 - 留学の選択と原動力

TAD 単にMBAを取るとか留学するとかであれば、それこそアメリカでもアジアでも、とかいろいろ選択肢があると思いますが、その中でもイギリスにされた理由はなんだったのでしょうか?
Hiro イギリスに対する意識ですか。これはありきたりなところに落ちちゃう話なんですよね(笑)。イギリスに影響されて育ってきた認識が私の中にはあって、例えばハリーポッターです(笑)。小学生の頃は毎年次の巻が出るのが楽しみで近所のイオンの中の小さな書店に予約票を書きに行っていました。今とは違う昔の話だなって今自分で言っていて思いました。あとはなぜか中学生のころずっとビートルズ聞いていたりとかもしてましたね。でもやっぱりトドメとなったのがOxford大学の生徒たちとの交流ですかね。うちの大学院はOxfordと交換留学か何かのプログラムを組んでいて毎年オリエンタルスタディ学部日本語学科(?)の2年生10人くらいは1年間留学しに来ているんですよね。その人たちと会話したりする中でOxford行ってみたいなってなりましたね。そこで本日の話の最初の方にした私自身のOxfordへの短期留学の話に繋がるわけです。で、Oxfordもいいなってなって、あと個人的な旅行でロンドンには行ったこともあったのですが、それでロンドンも好きだったこともありトータルでイギリスいいなってなりました。
TAD Oxfordに留学ってなかなかないですよね笑 でも小さいころからHiroさんの中を流れるUnion Jackの血が足をイギリスに向かわせたわけですね。なかなか運命的なものを感じました(笑)。
Hiro そんなかっこいいものかどうかわからないです。 職歴とかも全部イギリス系とかで揃えていたら良かったのですが。
TAD そういう意味だとHiroさんの職歴(IBM→Microsoft→PwC)はアメリカ系が多いかなと察しているので、いつかアメリカにも行っている可能性がありますね(笑)。
Hiro その可能性は大いにあります(笑)。
TAD いやぁ非常に面白い話が聞けたと思っています。やはり掘ると出てきますね。
Hiro これまで我々テーマを決めてしゃべったことなんてなかったから、取り留めなく会話してたんでしょうね。 
TAD ちなみになんですが私も実は大学の時にイギリスのBristolに行っていました。環境系では多少有名なんですが。。 
Hiro でもBristolも南の方でいい都市じゃないですか?
TAD あ、めっちゃよかったです。小雨が多かったですが。       
Hiro でもBristolではTADさんの心をイギリスに引き寄せられなかったんですね。
TAD そうですね。。そもそも私はイギリス英語に苦戦していたというのもあり、あとBristolでは、原体験としてもそこまでって感じでしたね。
Hiro なるほど。残念です(笑)。

対談を終えて

今回の連載では前編と後編に分けて、異なる経緯からTADとHiroさんのMBAへの道を紐解きました。それぞれのMBAとの出会いは全く異なる角度で興味深く、一緒に話をしている時間があっという間でした。

MBAでは100人、200人もの個性的なクラスメイトと出会うことになりますが、それぞれの個性的な "Why MBA" が想像され、これから出会うであろうクラスメイトたちの物語に期待が高まります…。

2人のMBAを目指したキッカケは以上となりますが、我々の話が少しでもこれからMBAを目指す人の参考になれば幸いです!


 ↓ HiroさんやTADの自己紹介はこちらから!


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