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IELTSはMBA受験から逆算していつまでに終わらせるべきか?

前回の記事では何故IELTSを選ぶべきか?という話と、ビジネススクールが求めるIELTSのスコアについての話をしました。

※前回記事はこちら

この記事ではIELTSというテーマをベースに、スコアメイクまでのエピソードや、理想的なIELTS受験スケジュールについて書いていきたいと思います。

1. IELTSスコアメイキングの道のり

Hiro  IELTSはTOEICと違って4技能あるのが曲者ですよね。TOEICしかなじみがない方だと、多分ライティングとスピーキングが結構タフに感じると思うのですがいかがでしょう?
TAD はい。 結構苦労したかもしれないですね。
Hiro 「苦労」 っていう意味だとやっぱりスケジュール感の文脈で、という意味だと思ったんですけれども、IELTSを初めて受けられたのはMBAを狙い始めてからでしょうか?
TAD 私はそうでした。 確かですね。 2021年の3月とかに初めて受けた気がします。OA 5.5でしたね。
Hiro 「まず1回力試し」という感覚でしたか?
TAD はい。やっぱりライティングとスピーキングにはかなり衝撃を受けました。 特にスピーキングはマジで喋れなくて確かS:5.0とかだった気がします。
Hiro でも僕も最初はそんなもんだった気がします。
TAD また、スピーキングに関しては試験ごとのブレも大きくて、一度スピーキングで7.0が出たかと思ったら次の回では6.0とがで、何をどうすれば良いのか途方にくれたこともありました...。この辺りは後述しますね(笑)。ちなみにHiroさんは初回のIELTSをいつ受けられたんですか?
Hiro 大学院の2年生で初回のIELTS受けました。
TAD だいぶ早いですね。
Hiro そうですね。 その時から「もっと自分の英語能力を測るには、よりアカデミックな試験を受けないと」って思ってました。
TAD なるほど。
Hiro その時にリスニングとかは7を超えてたと思うんですけど、やっぱりスピーキングに関しては低かった記憶があります。
TAD やっぱりそうなりますよね。ちなみにHiroさんはMBA受験としてIELTSを勉強したのはいつからになるんですか?合格が2023年の3月だとすると逆算して何年前から始めていたのでしょう?
Hiro 僕は IELTSは足かけ4年ですね。これはそもそも私の短中期的なゴールがMBAだったこともあり、社会人になった2019年からゆるくずっと勉強していました。Oxbridgeは社会人経験が最低2-3年ないと受けられないので、本格的な受験はまだ先、とは思っていましたが英語の力はだけはつけておこうと思ってひとまずIELTSで高得点を取るっていうのを目標にしてしばらくやっていました。ただ実際に試験を受けた回数は少なくて、大学院2年(2018年)に1回受けて、2019年には1回も受けていなかったです。2020年のコロナの前に1回受けて、あと2021年になって数回っていう感じですね。 僕はMBA受験から考えると早い段階でリーディングとリスニングは7.5とかは出る感じだったので基本的には スピーキングとかライティングの方を頑張ろうかなみたいな感じであとはやってましたね。
TAD 強い!あ、多分別記事になると思いますけど、先日お聞きしたHiroさんのスピーキングの勉強法はなんかすごいなと思っています。もっと早くやってたら僕のスピーキングも安定したんだろうなって思うんで、その記事早く書いて皆さんに公開したいです(笑)。
Hiro 半分運ですけどね(笑)。でもがっちりハマったら純ドメでもS: 8.0 出せるぜっていう記事をしっかりと書きたいと思います。
TAD はい、ぜひ書きましょう!あ、そうだ。 どうしても言いたかったことがありましてですね。
Hiro どうぞ!
TAD 特にスピーキングですけれど、どうしても人間相手に受け答えして、人間がスコアリングするので結構ブレがありますよね。
Hiro といいますと?
TAD なんか横浜がいいとか、浜松町は良くないとか、会場ごとの良し悪しがまことしやかに界隈で語られている印象です。私も経験上、会場ごとに差はあると思っています。会場の話は一旦また次回にしましょう。ちょっと語り出したら長くなるかもです(笑)。
Hiro 私も思い当たる節はあるので盛り上がるかもしれませんね(笑)。

2. MBA受験プロセス内での理想スケジュール


TAD 楽しみにしておきます(笑)。一旦話を戻させていただきますと、IELTSってMBA受験の中でのスケジュールとして、いつまでに終わらせるかっていうのは、ぶっちゃけ理想と現実みたいなところあると思ってるんですけども、人によっては出願後もやられる方はいますよね。
Hiro いらっしゃると思います。
TAD ただ理想論を言ってしまうと IELTS やってGMAT/GREやってエッセイやって出願、 という時間軸だと思うので、そういう意味だと半年以上前には終わってるのが一番いい形ですよね。
Hiro 半年以上というのは「出願の」半年以上前ってことですかね?
TAD そうですね。うーんでもちょっと待ってくださいね。しっかりとメッセージを出すとしたらもっと強く言っといたほうがいいですね(笑)。我々の受験を振り返って、しっかりと理想を伝えるとしたら。。。例えば2023年intakeの場合、2022-23年に受験を迎えますと。1st Roundで出願の場合8-10月です。その場合。。。うーんやっぱりこのタイムラインだと肌感2021年の12月までにIELTSは終えておくべきだと思いますね!はい、だから丸1年前。
Hiro お!
TAD はい、そういうメッセージにしようと思います。
Hiro そうなると私は一応IELTSに関しては理想だったのかな(笑)。2021年の10月16日には目標スコア出てましたね、OAのみですが(笑)。
TAD スコアメイキングが早いですね!あれっAGOSの授業でお会いした時は2021年の11月か12月だった気がしましたが。。?
Hiro あ、そうなんですよ。結局ライティングを頑張らなかったので、いつも運任せでした。平均したら6.5を取れていて、場合によっては7.0も出ていたので問題との相性でうまくはまったら。。。なんて考えていました。
TAD なるほど。 なるほど。
Hiro スピーキングで8.0が出た時はライティングがまさかの6.0で、「やべっ」と思ったんですけど、スピーキングで8.0ってなかなか出ないので、一旦このスコアでIELTSは終わろうと思ったんです。 ただ一応希望的観測でGMATとかが早く終わったら戻ってくるのもありだなと思ったんで、TADさんと同じAGOSのライティングの授業に出てたっていう次第ですね。
TAD ただGMATが早く終わることはなかった、と?
Hiro はい、おっしゃる通りです(笑)。そう思うとあの時IELTS終わらせておいてよかったです。苦労した点は、スピーキングもそうですけれどライティングが伸びなかったことですね。
TAD どんな勉強をされていたのでしょうか?
Hiro 本を買って、その本に載っている模範解答を写経して、使えそうなフレーズを頭に叩き込む的なやり方でした。
TAD なるほどです。Hiroさん基本暗記に持ち込むのが好きですよね(笑)。
Hiro そうですね(笑)。ただ、AGOSの授業出て、「同じ暗記でもテンプレート暗記の方が圧倒的に効率が良さそう」だなって思いました。
TAD あのテンプレートは使いやすいですよね。私もだいぶお世話になりましたし、ちゃんと点数も出ましたから。
Hiro 初めからAGOSのライティング受けていたらもう少し楽だったかなって思いました。大枠の一定水準のテンプレートで骨格を固めて、そこから細部の表現で使えるものを覚えていく、が定石かなぁと。
TAD 確かにそのやり方が早いかなと思います。
Hiro ちなみにTADさんは何に苦労しましたか?
TAD そうですね...。お恥ずかしいのですが、単語を地道にやるというのが中々続かず苦労しました。いつまで経っても語彙力が高くならず、それが全体スコアを低止まりさせていた気がします。
Hiro 確かに語彙は全ての基礎ですもんね。あとでどうやって語彙の勉強をしたかも記事にしましょうか!
TAD そうですね、そうしましょう!

今回の記事では、IELTSにまつわる筆者のエピソードと、理想的なスケジュールにについて会話してみました。
次回は、今回の記事でも少し言及した通り、IELTSの会場選びについて記事にしたいと思います。どうぞお楽しみに!

※HiroとTADの自己紹介はこちらから


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