インプットの質を上げるシンプルな方法
記事の要約
・私達は解釈をして情報を受け取る。
・解釈しないほうがインプットで得られる情報量が増える。
・解釈しないでインプットする方法として、システマの動画を見るのがオススメ。
私達は情報を取り入れ、誰かに伝える際、解釈を通します。それは脳を持って生まれたことで生じる制約のひとつです。フッサールのように、解釈の制約とそこから自由になる方法を研究し、本にまとめた人もいます。
解釈すると、我々はしばしば、入ってきた情報を既知の情報に置き換えてしまいます。自分の知っていることに変換し、「つまり、こういうことか。なるほどね」と納得してしまう。そうすると、それ以上考えなくて済むので、未知の恐怖と向き合うことを回避できます。しかし、そうやって変化への道を自ら閉ざしてしまうのは勿体ないとも言えます。
解釈するのとしないのでは、インプットで得られる情報量に雲泥の差が生まれます。ならば、今、現状に不安がある人はインプットでなるべく解釈をしない練習を行うと良いでしょう。
インプットの練習としてオススメなのがシステマの動画を見ることです。
この動画は初心者でも見やすいように工夫されていますが、うまい人の動きほど解釈が間に合いません。情報量が多すぎて、オーバーフローするからです。かつてなんでも解釈していた私も、このような動画に触れていくうちに、諦めていきました。
今回はインプットについての個人的意見を書きました。次回はアウトプットについて書く予定です。いくら情報を元の形に近い状態で受け取ろうと、発信しようとしたら、自分の言葉で再構築するので、過程に解釈が入ります。その問題を改善するために今自分が取り入れているエクササイズを紹介します。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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