キラッ✨メンタルDNA 〜意識科学とは? 健康を創る見えない力〜
執筆:ラボラトリオ研究員 きむら真
これまで、科学的に
・DNAについて
・遺伝子について
・細胞について
・体について
・ウイルスについて
シリーズの中で皆さんと情報を共有してきました。
知的な情報は
楽しいと感じる時もあれば
面白くないと感じる時もあります。
情報も物も
必要な時に、自分が欲する「もの」がくると
うれしいですね。
皆さんは健康ですか?
健康な時にも、健康であることの価値を
認識できている方は素晴らしいですね。
健康を損ねている時には
「健康な状態に戻りたい!」という願いも強くなり
「健康」に関する情報に敏感になるかもしれません。
では「健康な状態」とはどういう状態なのでしょう?
いくつかの観点、視点から
健康について捉えていきましょう。
(1)医学・生命科学的な視点から健康を定義する
医学・生命科学では
「分解して調べる」という手法がとられます。
具体的には
体全体からどの領域に障害があるか特定する。
(体全体→臓器→組織→細胞→タンパク質レベル→DNA配列)
血液検査では
採血した血液を分離して
血球成分あるいは血漿成分のどこに問題があるか調べる。
など。
私たちの体を健康な状態に保つためには
「細胞が担うべき役割を果たすこと」です。
体には200以上もの種類の細胞がありますが
それぞれの機能を発揮することです。
(細胞の種類や役割について概要を知りたい方は
以前のこちら記事をチェック)
https://parole.laboratorio.ltd/n/na91a5d124b30
そして、その細胞の中で
「必要な遺伝子を
必要なタイミングでスイッチをオンにして、
タンパク質やRNA機能分子を細胞で合成すること」
これが細胞の機能を発揮させる原動力となっています。
(遺伝子スイッチオンについて興味のある方は
こちらの記事をチェック)
https://parole.laboratorio.ltd/n/nf2d8f7877453
健康というのは
細胞の増殖と機能のバランスがとれている状態で
病気というのはそのバランスが崩れている状態です。
(2)意識科学的な視点から健康を定義する
みなさんが体に不調がある時、
「うれしいな、気持ち良いな」とは感じないことが
多いのではないでしょうか?
(病気をうれしく感じたり、気持ちよく感じる
方法もあるのですがそれについてはまた別の機会に)
みなさんの中で
病気や体の不調を経験したことがある方は
不安、イライラ、気怠さ、苦しさなどの
ストレスを感じたことがあるでしょうか?
病気がストレスをつくりだしたのでしょうか?
あるいは
ストレスが病気をつくりだしたのでしょうか?
ストレスを含む病気の根源的な部分や
人生のあらゆる現象の根源的な部分を扱い、
「その根源的な部分を意図的に制御する」
可能性を探究します。
病気は細胞の異常でもあります。
病気は遺伝子スイッチの制御異常でもあります。
病気は過度なストレス状態の結果でもあります。
これらの細胞、遺伝子、ストレスを
突き詰めるとさらにその根源的なもの
に到達します。
これまで、「細かく分析する」ことを
主としてきた医学・生命科学で扱ってきたものを超え
意識科学で私たち自身が扱えるものに到達するのです。
細胞、タンパク質、RNA、DNAは
小さくて肉眼では見えませんが
顕微鏡で拡大したり、
たくさん集めると
肉眼で見えるようになります。
しかしながら意識科学で扱う根源的なものは
肉眼ではみえない、
粒子でも、波動でもない存在です。
私たちが意識のコントロールによって
<持つか・捨てるか>
<創るか・消すか>
トレーニングすれば管理できるようなものです。
わたしたちの健康状態に関係する
「見えない力」の理論について
仲間と深めていくことが
筆者の重要な使命であると考えており、
Paroleの読者の皆さんと
情報共有させていただくことに感謝です。
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【きむら真(生命科学博士)プロフィール】
鳥取大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。理化学研究所、長寿医療研究センター、ニューヨーク州ロズウェルパークがん研究所研究員、日本大学医学部助教としてがん発症のメカニズム、遺伝子治療開発にたずさわる。
2011年独立し、意識科学を取り入れた、細胞機能や遺伝子検査、人の自律神経系状態や心理調査等の科学データ解析結果を提供事業を開始。健康・心・意識をよりよくするサポートを柱にするサイエンスコンサルタント。
DNA研究から意識科学研究を日常生活や企業活動に導入することで、一人一人の能力を発揮できるストレスフリー、能力を最大限発揮する一人一人にあった生き方や、チームづくりを共に創り出す使命に向かっています。