ギャラリーふとまにの里 弥生編
執筆:ラボラトリオ研究員 竹内 健
3月に入ると、ふとまにの里の草花が一斉に芽吹き始め、
春爛漫な雰囲気になってきました。
ギャラリーふとまにの里 弥生編では、
春の芽吹きの様子をお届けします!
冬の間、凍てついていた池が温くなり、
水面から草が頭を覗かせる。
日に日に躍動感を増し、
強い生命力がみなぎる。
気がついたら、こんなに成長していた!
陸上にも侵食。。
弥生月次祭のあとに、
有志でじゃがいもを植える。
土とアーシングしながら作業する人も。。
じゃがいもの植え付けが終わったら、
富士山を前にして四股を踏んでいた
肝心のじゃがいもだが、2週間ほどで芽が出てきた!
成長が楽しみだ。
たんぽぽを見ると癒されるし、
小さくても自分の役割を全うし、
健気に咲き誇る姿が美しい。。
ぶどう畑の脇に咲くスイセン。
通りがかる人の目を奪う。。
ホッと癒される光景
春季皇霊祭のあとにも、
有志でブロッコリーを植える!
ブロッコリーは芽が出ると成長が早い!
あっという間に出揃ってきた。
ヨモギの葉も青々と生えてきた。
お茶、草餅、天ぷら、入浴剤、リラクゼーション。。。
ヨモギはいろいろ使い道がある薬草だ。
ズンズン伸びる。。
楠のひこばえから新しい芽が出てきた。
今年はどこまで大きくなるかな?
今年の2月に、ふとまにの里の柿畑に植えた梨が花を咲かせた。
本来の大きさの実がなるのは、8〜10年くらいかかると言われる。
先の長い話だが、根気よく見守っていきたい。
にらや玉ねぎなど、畑の野菜も大きくなってきた。
アスパラもニョキニョキと出てきた。
こちらはレンギョウ。
生薬にすると、強い抗菌作用や解毒薬にもなる薬草。
一足早くハナミズキも咲き出す。
シャインマスカットも芽吹き始める。
昨年よりも1週間弱早い。
今年も甘くてジューシーな実がなるよう、
育てていきたい。
マコモの成長も旺盛だ。
5月には、若葉を使ってマコモ茶を作る予定。
絹さやえんどうも花を咲かせる。
もうすぐ収穫出来るかな?
今年は、例年よりも春の訪れが早く、
植物や花の芽吹きも早かった。
そして、あっという間に新緑の季節へ。。
4月は緑が一番美しい時期。
ギャラリーふとまにの里 卯月編では、
どんな緑が切り撮れるか?楽しみです。
【バックナンバー】
■令和3年
ギャラリー 『ふとまにの里』睦月編
ギャラリー『ふとまにの里』 如月編
■令和2年
ギャラリー 『ふとまにの里』 皐月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 水無月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 文月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 葉月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 長月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 神無月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 霜月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 師走編
◎ふとまにの里
富士山が見える甲府市内のneten株式会社にある、
緑の里山公園「ふとまにの里」。
2,200坪の大地に広がる「ふとまにの里」には、
起伏のある丘と森があり、その間を縫うように、
木と石と土で自然に作られた小川が流れ、
途中には、水を浄化する働きをするマコモが生い茂るマコモ池、
魚やエビ、水生昆虫がいっぱいの三日月池がある。
小川とつながる手植え自然栽培の田んぼ、
野菜畑や葡萄畑もあり、昔ながらにあった、
古き良き日本の里山を再現。
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【竹内健 プロフィール】
neten株式会社所属。ふとまにの里の管理と農業を担当。
米やぶどう作りに精を出す傍ら、趣味は登山と写真。
登山は低山から海外の5000mを超える山まで、
美しい光景を追い求め、シャッターを切る。
また、年に1回は海外に出かけ、人々の素朴な様子も切り撮る。
人も自然もありのままの美しさを撮る事を信条としている。