キラ✨メンタルDNA=父と母からの二つのギフト 〜 DNA暗号を音に変換するプログラム 10年前の七沢研究所回想録 〜
執筆:ラボラトリオ研究員 きむら真
前回、DNA情報は
「アミノ酸配列情報を決める暗号である」
「配列情報には〈始まり〉と〈終わり〉がある」
というお話をお伝えしました。
設計図は父と母から
ひとつのヒト細胞の中に
30億個のDNAが
46本の染色体に分かれて
存在しています。
1〜22番の常染色体と性染色体
(Y染色体かX染色体のいずれか)は
精子由来、
すなわち
あなたのお父さん由来
もう一方の
1〜22番染色体とX染色体は
卵子由来、
すなわち
あなたのお母さん由来
となります。
あなたが、お父さんかお母さんに
あるいは両方に似ているのは、設計図を受け継いでいるからです。
30億文字からなるDNA設計図のうち
アミノ酸をコードしている領域は
3%ほどであることがわかっています。
残りの97%は
・DNAとタンパク質が結合して染色体として、どのような構造をとるのかに影響を与える配列
・DNAが核の中のどの場所に存在するかに影響を与える配列
・DNAからRNAをつくらせる量やタイミングに影響を与える配列
といった
DNAの配列自体が染色体DNAの形や
RNAの転写をコントロールしている配列があることが
わかってきました。
皆さんの中には
「遺伝子のスイッチをオンにする」
という表現を耳にされたり、目にされたりした方が
いらっしゃるかもしれませんが、
実際には
「DNA配列をもとにRNAが合成される=(転写される)」
という意味です。
例えるなら、家の設計図をもとに
大工さんなど建築の職人さんが必要なパーツをつくるのが
スイッチオンです。
DNA配列は紙に書かれた家の設計図。メッセンジャーRNA配列は設計図をもとに必要なパーツを示す模型。タンパク質は情報をもとに創られたリアルな家のパーツ。
30億個の文字からできている
設計図を私たちは
一つ一つの細胞に持っていますが、
設計図の暗号全てがRNAになるわけではないのです。
適切なタイミングで適切な遺伝子だけが
スイッチオン=転写されるわけです。
これが健康や病気など含めた
生命の神秘的な活動です。
設計図だけでは生命活動は起こりません。
「遺伝子のスイッチ管理と、
あなたの人生を最高なものにする方法の関係について」
あなたは知りたいのではないでしょうか?
キラ✨っと輝く人生には
父と母からのギフト、先祖からのつながりへの
感謝からも生まれるかもしれませんね。
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ここからはおまけです。
DNA 配列には様々な役割があり、
さらに役割がわかっていない領域もあります。
今から10年ほど前に
七沢賢治先生に古神道と
クイントエッセンスという機械について
教えを請いに伺った際に
「DNAの暗号を音に変換する」
という話題で盛り上がったことがありました。
古神道の先生がまさかここまで
DNA研究について情報をお持ちなのか!
と、とても驚いたことを覚えています。
そこで、知り合いのプログラマーに頼んで
DNA配列を音に変換するソフトを
つくってもらいました。
A、T、G、Cの四文字を
自分の好きな音、
ドレミファソラシド(#と♭含む)に指定して
遺伝子の配列を音に変換する。
遊びで終わってしまいましたが、ソフトは
まだ当時使っていたパソコンで眠っているはず。
ロゴストロン発信機器から発信される構文は
そのままでは音としては聞こえませんが、
聞こえないメロディーとして
私たちの細胞、または次元を超えた存在が
受け取っているのでしょう。
ちなみに、「DNA」 「音」「変換」で
Google検索をしたら
2002年のこんな記事が出てきました。
DNA塩基配列を音楽に変換して著作権保護?
10年前の出来事の回想録でした。
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次回は
「遺伝子のスイッチ_オンとオフ」について
もう少し詳しくお届けする予定です。
皆さんのもっと知りたい
テーマがありましたら
教えてくださいね。
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【きむら真(生命科学博士)プロフィール】
鳥取大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。
理化学研究所、長寿医療研究センター、ロズウェルパークがん研究所研究員。
日本大学医学部助教を経て、細胞、遺伝子検査、自律神経系、心理調査測定からエビデンス・科学データ解析結果を提供し、健康・心・意識をよりよくするサポートを提供する、サイエンスコンサルタント。
DNA研究~意識科学研究を日常生活や企業活動に実践することで、一人一人の能力を発揮できるストレスフリー、制限フリーな個人、組織づくりをお手伝いをしています。