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理性と直観と、メタ理性-「パルメニデス」理解に必要なこと

理性よりも直観を優先したいです。
と、同時に、その上で、理性をメタ最優先させたいのです!わたしは!(わかりにくいですよね(^0^;))

理性的部分は左脳で、直観的部分は右脳でしょうか。生まれた時は、左利きだったのですが、母親に強制的に右利きに直されました。しかし、箸と鉛筆だけは右利きですが、ハサミ、包丁、彫刻刀、バットなど、ほとんど左利きです。
そんな自分自身のことを観察すると、本質的に右脳人間ですが、そのパトスに支配されて、左脳が懸命に追いつこうとしている感じでしょうか(^_^)

外国語を生業にしてきましたが、ほんとうは、こういった自分の脳の特性を知って、それに合った学習方法をとるべきだったと反省してます。
日暮れて道遠し!
今からでも、最適な学習方法を模索しなくてはと思います。

パルメニデスを理解するには、古典ギリシャ語の他、ドイツ語、英語などの語学力と、論理的思考力、つまり、左脳の能力が要求されます。しかし、それらを大前提にして、「パルメニデス」断片は、『詩』なのです。つまり、本質的には、右脳で書かれているのです!多くの「パルメニデス」研究書が左脳部分に注目して枝葉末節、重箱の隅をつつくといった状況でしょうか(言い過ぎ(^0^;))。それはそれで助かりますが、もっとホリスティックに直観的に右脳で理解する余地があると思います。
その上で、『パルメニデス』の本質は、その論理的思考、論理的メッセージにあるので、直観的に右脳で理解した後、あるいは、右脳で理解すると同時に、左脳による直観力のメタ認識が不可欠なのではないか、と思うようになりました。
このことが、冒頭に書いた、理性よりも直観を優先すると同時に、その上で、理性をメタ最優先することの意味です。

2.Sep.24  Paphos/ Cyprus

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