【なんとも耳の痛い睡眠のお話】
海外旅行をしなくても起こる“時差ぼけ”のお話です。
平日と休日の睡眠時間がずれるとは
具体的に例えると、こんなカンジです↓
寝起きがそれぞれ3時間後ろにずれています。
これが、平日と休日の睡眠時間がずれるという現象。
こうなるのには、様々な背景があると思います。
「明日休みだから夜更かししてゲームしよう」
とか、
「明日は遅くに起きてイイから、終電まで飲みに行こう」
など。
海外に出かけて、昼夜逆転する『時差ぼけ』という現象がありますが、海外旅行をしなくても日常生活の中で『時差ぼけ』は容易に起こります。
それが、『社会的時差ぼけ』という現象です。
産業保健などでも、睡眠指導を行う際に持ち出される概念なので、テーマ的には結構身近ではないかなぁと思います。
今回の研究では、この「ずれ」を2時間に収めるべしということを話しています。
上の例で言うと、この程度のずれが適切ということですね。
これを心掛けないと睡眠トラブルが続くよ・ということ。
社会的時差ぼけは簡単に起こる
人間は昼行性の動物。
朝起きて夜寝るリズムができなくなることで『時差ぼけ』は容易に起こります。
例えば、
など。
同じくらいの時間に寝起きをしないことで、体がいつ寝れば良いのか分からず混乱するんですね。
自分の睡眠はよく取れてるの?
そもそも、睡眠がしっかり取れている・いないというのは、自分では今ひとつ自覚が難しいもの。
こんなものだろうとか思っちゃいますしね。
睡眠の質が落ちていることを知るための指標はいろいろあります。
寝つき悪いとか、夢をよく見る、途中で起きる、寝た感じがしない、朝早く起きる、寝すぎるなどなど。
では自分はどうなのかと考えるにあたり、これらを全て覚えるのは難儀なので、一つだけ覚えときましょうー↓
これ、ちょっと注意してみてください。
睡眠の質を測る指標がいくつもあっても、この結果はいずれの睡眠トラブルにも現れやすい印象です。
「シゴトがあるから眠らない」ではなく、「日中に眠いと感じているか否か」です。
そういうときは、社会的時差ぼけや睡眠トラブルを疑って、いつもの睡眠を振り返ってみることをオススメするのでした。
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