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余命1ヵ月と言われた主人が、無事退院しました!

2020年3月、腰痛の診察をきっかけに急性混合性白血病であることがわかり、その日から、主人の入院治療はスタートしました。

夢にも思っていなかったので、家族全員、わけがわからない状態で、元気なのに突然無菌室に入れられた主人と、大好きなパパと急に引き離された息子が、かわいそうでたまりませんでした。

その後、主人はつらい治療にもほとんど泣き事を言わずに耐え、私も、主人の前では笑顔でいると決め、息子も、勉強や友達との時間、お手伝いをしながら、本当によくがんばってくれました。

退院して家に帰ってきてくれた今は、これまでのことが逆に夢だったんじゃないかと思うくらい、もう、その時のつらさは忘れかけています。

白血病と診断した先生に、主人が八つ当たりしてしまったこと。入院初日、コロナだから面会はできません!と冷たく言い放った看護師さんに、主人や息子の気持ちも少しは考えてくださいよ!とにらみつけ、特別に面会したこと。病院内のカフェでこっそり面会したことも、ばれていてがっつり怒られました。本当にごめんなさい。(この時、私に注意した看護師さんはのちに嬉しいサプライズをしてくれて、涙が止まりませんでした。)

主人や息子のため、となんだかんだ言いながら、ただ、私が会いたかっただけかもしれません。

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今はまだ、座っているのもちょっとしんどくて、ほぼ横になっている主人は、私に負担をかけているんじゃないか、と落ち込んでいますが、パパが帰ってきて嬉しくてまとわりついている息子や、夜、家族3人で手を繋いで、川の字になって眠れるだけでも、最高じゃん!と思います。

先のことばかり考えて焦るより、今あるしあわせに感謝しながら、ゆっくりゆっくり。

優しかった先生や看護師さん、コロナで大変な時期に骨髄を提供してくださったドナーさん、家族、友人、その他いろいろな形でサポートをしてくださったみなさまのおかげで、明るく乗りきることができました。

本当に、ありがとうございました!


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みなさまからのサポートは 主人の医療費にあてさせていただきます😊