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ありがとう2024年

未来を見つめることも大事だけども、過去を振り返ることが自分の成長につながるわけで、言語化してこそ再現性や今後に向けた行動につながってくる。
というわけで、帰省の新幹線の時間を使って、ちゃんと文章書きたい欲が湧いているのでこの欲を解放してこの1年間のことを振り返ってみようと思う。

1月 パーフェクトな生き方

2024年は映画を沢山観た年だった。最後まで自分的2024年No. 1映画であり続けた【PERFECT DAYS】を1月に出会った。なんといういいスタートが切れた年だったか。朝起きて身支度をする時から通勤で歩いている時までずっとこの映画のサントラを流し続けていた。そうすることでなんてことない朝もパーフェクトになり、または理不尽なことが起きようがパーフェクトとは何なのかを考え続ける刺激を与え続けてくれた。人生を見つめ直した。この仕事もいつまでしようかと。

1年ものロングロードショーなんてた、名作。

2月 いつか辿り着くまで進むしかない

この月も数ヶ月前から楽しみにしていた【オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム】にリトルトゥース(リスナー)が集結。ひと組のコンビがここまで駆け上がっていくストーリーが僕も頑張って行った先のストーリーを夢見させてくれた。誇りを持ってやる仕事とはなんなのか。自分の辿り着きたいところにつながっている道を歩いているのか。深夜になると考えてしまう。そんな僕らに寄り添ってくれて背中を見せてくれるオードリー。これからも深夜ラジオを聴き続ける。

お祭り。みんな笑顔だった。

3月 内省の旅

思い立って仙台に向かった。
場所は正直どこでも良かった。目的は自分のキャリアを見つめ直すためであり、物理的に日常と距離を置くことが必要なことだった。それで新幹線に乗るタイミングで直感で仙台へ。昼間は職務経歴書の棚卸しと仕上げを行い。夜は孤独のグルメとして牛タン食べながらビールを飲み、その後音楽バーで大音量で音を浴び。一人内省を繰り返し、錆び付き始めていた自分が好きだったことを磨いて錆落としをした。これで歩き出せる。

入り口から別世界に通じる音楽バー。

4月 前を見るための相棒

GRⅢを買った。SONYのα7ⅲを売って、毎日持ち歩けるこの子にした。おかげで通勤の公園で桜を撮れる。朝の散歩が本当に楽しみになった。
多くの人がスマホを手に下を向きながら歩く人が多い。僕はGRのおかげで、GRを手に前と上と左右をキョロキョロしながら歩き、時に立ち止まり、興味に引き寄せられる。僕はこんな生き方が好きだ。

桜の季節。フジファブリック聴きながら。

5月 希望であり象徴

この時期ハマっていた。今でも好きだけど、あのちゃん。この時期は仲良かった会社の同期も転職してしまい、割と会社がつまらない。そして自分の存在意義がこの会社には無いのでは、でも転職先も決まってなく世の中にも存在意義がないんじゃないかと凹んでいた。思い出すと毎日がつまらな過ぎて夢日記をつけていた。楽しいのは夢を見てる時だけって本気で思っていた。話は前後するが、それはマズイんじゃないかと自分のためにGRを買ったということも思い出した。それくらい凹んでいた時にあのちゃんのように自分らしく生きている姿に何度も勇気づけられた。こういう人が伸び伸びと生きられる世界であって欲しい。希望であり象徴。

突如現れたポスターをGRでパシャり。

6月 Lose Yourself

転職先が決定した。転職活動は2月に一度して、4〜5月に二度目を行っていた。二度目のときは本気でこれダメだったら今の惰性の生活が続くこと、夢しか楽しくない生活が続くことが恐怖で仕方なかったことを覚えている。面接の前はエムネムのLose Yourselfを聴きまくっていた。
「チャンスは一度。逃さず決めろ。」
面接というチャンスに緊張しながら、映画の主人公さながら臨んだ。
無事内定をもらえて本当に嬉しかった。暗闇に光が差した。大袈裟でなく自分の人生での転機になった。

いつの間にか桜が完全に新緑に。

7月 アイスランドと北海道

転職先が決まったおかげで有給消化に入れた。僕はどうやら北国が落ち着く。羊が好きで、村上春樹の作品を鞄に入れて旅立った。(詳しくはアイスランド見聞録参照)

https://note.com/parklifetokyo/n/ne5330d8a8ceb%0A

アイスランドに1週間くらい行っていたのに、東京戻ってすぐに北海道に飛んだ。ただただ昔住んでいたエリアを散歩し、昔の友達と飲みに行き、美味しいソフトクリームを頬張る。仕事の疲れを吹き飛ばして空っぽにするために、欲の限りを尽くした。

いつかここに引っ越して羊飼いになる。

8月 新天地

新たな転職先に入社した。
期待を持ってもらってる分、緊張感とプレッシャーがある。それでも前の会社の虚無感が全くないので精神衛生としては抜群にいい。
真夏の暑い日、僕は横浜の日産スタジアムに居た。ユ藤井風のライブチケットが当たったと、誘ってもらい足を運んだ。もちろん知ってるし聴いたことがある曲はあるけど、実はそんなに知らず、ほぼ初見で臨む。前情報ない方がこういう時は楽しめることも経験上知っている。案の定最高だった。僕と同じ中国地方の出身の彼に刺激という刺激を浴びた。大ファンになり、僕はそれ以来、PERFECT DAYSのサントラに加わって藤井風を聴きまくる日々を送ることになる。

これだけの人を幸せにさせる音楽は偉大だ。

9月 いまを大切に

休みの日にポール・マッカートニーの写真展に遊びに行く。カメラの底力、あの時代、あの空気を完全に閉じ込めている。いまこの瞬間を大切にすることを教えてもらった。僕の周りの生きてる証であり、僕自身の生きている証になる。

音楽だけでなくカメラの才能も。天才たる由縁。

10月 待ち切れない

書いて無かったが今年の8月27日oasisの再結成が発表された。もう待ち切れない。
映画も公開された。何度も見ていたこのライブを大画面の大音量で浴びた。もうニヤケが止まらない。
ライブに絶対行きたいと意気込んでいた頃。藤井風とともにoasisをまた聴きまくったな。

この垢抜けてないころのノエルがまた良い。

11月 推し活

oasisは普遍的で世代を超えて愛されている。彼らの凄さは普遍的というところで、誰もが自分のために歌ってくれてると思ってしまうような曲たち。みんなの歌。この愛は今回は抑え気味にしておくけど、僕はしないと思っていた推し活のように写真を撮りまくった【30周年記念展live Forever】。これまた実物を見たくなる。

oasisの世界への入り口。

12月 運を使い果たし過ぎたようで

oasisの来日が発表されてチケット発売された。結果から言うと、全部外れた。愛している人は僕だけじゃないし、落ち込んでる人は無数にいるけど、本当に来年まで生きる希望を失ったくらいのショックだった。
2024年の上半期に運を使い果たしてしまったのだろうか。
それでもクヨクヨしてばかりは居られない。翌日には立ち直り、買ってきた無地のノートにoasisのボックスロゴを書いて、追っかけ続けるのではなく、自分の人生を自分で描くことで生きる希望をつくることにした。

我ながら下手くそなところが気に入っている。

〜総括〜

振り返ると、映画PERFECT DAYS、オードリー、エムネム、藤井風、ポール・マッカートニー、oasisと日常にいつも寄り添ってもらってなんとか成り立っていた。
会社を辞め、新しい会社に入り。oasisが奇跡の復活を果たし。1年前に比べると大きく状況が変わってきている。予想もしないことが起こるのが人生で大きく成長させてもらったように思う。

2025年はどんな年になるのだろうか、そろそろを迎え入れる準備をしよう。
ちょうど地元の最寄駅に着きそうだ。

ありがとう2024年。さようなら2024年。

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