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47 paper trip #6旅目「宮城県」by KAMI

どうも、切り絵作家の KAMI です。
この連載では、〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに
各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。


今回の旅先は、宮城県。
宮城県のひとつ目の切り絵は、こちら。

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奥州仙台七福・牛たんの一仙のゆで牛たん。
牛たんは、焼き以外にも美味しい調理があるらしい。
この牛たんは、香草が入ったスープで一昼夜煮込み、箸で切れるくらい柔らかくなっている。
わさびやからしを添えて食べるそうで、きっと牛たんのうまさを引き立ててくれるだろう。
フレンチ出身のシェフが作った牛たん料理なので、ワインとの相性も良いらしい。新しい牛たんの魅力を知りたいなと思わされる一品。

宮城と言ったら、やっぱり牛たん。
牛たんも好きで、焼肉屋行ったら必ず注文するし、ここ数年牛たん専門店の利休が九州にいくつかお店ができて、見かけるとつい食べに行ってしまう。
王道の牛たん定食も外せないけど、せっかく牛たんで有名な県で食べるなら違う食べ方も試してみたい。
茹で牛たんをお店のメニューで今まで見たことがないので、仙台行ったら食べてみたいな。



ふたつ目の切り絵は、こちら。

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鳴子温泉郷で開催される全国こけし祭りのハリボテこけし。
奥州産三名湯のひとつである鳴子温泉郷は、全国的に有名な鳴子こけしの有名な産地。
毎年8月下旬から9月上旬にかけて、全国こけし祭りを開催して、こけしの供養や各産地のこけしの実演展示販売、こけし座談会など行われている。
中でもハリボテこけしが鳴子温泉街を練り歩くフェスティバルパレードがかなりインパクトがある。
きっとこけし好きには、たまらないイベントだろう。

宮城のガイドブックを読んだ時に見つけた、全国こけし祭りの写真が衝撃的だった。
たくさんの大きなこけしから人間の手が生えていたように見えたからだ。
「一体どういうこと ?!」とよ〜くみると、どうやらハリボテのこけしの中に人が入って、穴から手を出して、温泉街の中を歩いていたみたい。
なかなか不思議で面白い写真だったので、このハリボテこけしを切り絵にすることに。
このお祭りの公式 HP を見たら、デザインがお洒落かつ、丁寧に詳細を説明してあったので、きっと主催者さんの愛がこの祭りを盛り上げている気がした。
またこの温泉街には、至る所に様々なこけしがいて、なんと公衆電話のこけしもあって、街全体がこけし愛に溢れているよう。
今年は、残念ながらハリボテこけしのパレードは中止だったらしいけど、動くこけしを観に鳴子温泉に行ってみたいかも。
何ならハリボテこけしの中に入ってみたい(笑)。



最後の切り絵は、こちら。

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気仙沼にある磯料理はま家の鶴亀丼。
気仙沼といえば、海の幸 !!
海の幸といえば、やっぱり海鮮丼 !!
このお店の海鮮丼は、そのとき地元の港で獲れる海鮮を贅沢にのせ、金箔を散りばめたどんぶり。
本当に海の宝石箱のような仕上がりで、心置きなく海の幸を堪能できそう。
この鶴亀丼は、味噌汁やサラダ、漬物がついてくるらしいので、満足度が高いだろうな。

毎朝欠かさず見ている朝ドラ「おかえりモネ」。
このドラマの登場人物の台詞が時折優しくって、でもはっとされることも多くって、夢中になって視聴している。
おかえりモネの舞台の一つが気仙沼で、優しさに溢れるドラマの雰囲気を知りたくって、気仙沼のある宮城県を旅先として選んだ。
あと毎朝観ていると、頻繁に漁港や主人公モネのおじいちゃんの牡蠣が出てきて、気づけば気仙沼の美味しい海の幸を食べたくなるというのもある笑。
ガイドブックや気仙沼の観光サイトを見ると、本当にたくさんの美味しそうなお店がたくさんあって悩んだ。
でもあんなに酷い被害を受けたにも関わらず、こんなにお店の選択肢があるということは、地元の方が苦しみと戦いながら復興しようと努力した証なんだろうなと思った。
いつか気仙沼に行けたら、モネの世界観を感じながら、海鮮料理をありがたく食べまくろう。


という訳で、宮城の旅はこれでおしまい。
次はどこの県に行こうかな。


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KAMI
切り絵作家。
https://www.instagram.com/kami_memor_art3

ここまで、長野県〜長崎県〜高知県〜埼玉県〜鹿児島県〜宮城県を旅しました。


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