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47 paper trip #28旅目 「岩手県」 by KAMI

今回の旅先は、岩手県。
岩手県のひとつ目の切り絵は、こちら。

盛楼閣の盛楼閣冷麺(並盛)。
岩手名物の一つである盛岡冷麺。
牛骨でとった旨味のある冷たいスープとコシの強い自家製麺の相性が抜群なんだそう。
あと辛味のキャベツキムチも自家製で辛さの段階が選べる上に、別皿に入れてもらうこともできるらしい。
自分の好きなタイミングでキムチを投入できることで、スープの味変も楽しめるとか。
トッピングのスイカも更に夏感が増すから、この麺は本当に夏にぴったりな気がする。

今年の夏も暑すぎて、冷たい麺に目が行きがち。
冷たい麺を求めて、今回は冷麺のある岩手に!
カルディに売っているおうちで作れる冷麺を食べて以降、盛岡の冷麺も食べてみたいな〜と気になっていた。
あと最近個人的にキムチブームが来ているのもあって、自家製キムチトッピングと聞いて更に食べたい欲が高まるっ。
多分岩手に住んでいたら、この夏は盛岡冷麺三昧になっていたかもな(笑)。

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次の切り絵は、こちら。

三陸鉄道の堀内駅
朝ドラ「あまちゃん」に出てきた三陸鉄道。
東日本大地震の5日後に一部区間のみ運行再開し、地元を勇気づけた復興のシンボルでもある。
この電車と電車の窓からの海の景色を眺めると、ドラマ出演者の一員になった気分になれそう。
また堀内駅は、あまちゃんのロケ地で、ドラマを見ていた人は懐かしさで胸いっぱいになるだろう。
あまちゃん関連の曲を聴きながら、三陸鉄道沿線を巡りたくなる。

個人的に、岩手と言ったらあまちゃんの舞台!!
あまちゃんは、大学の卒業旅行の候補に岩手が入るくらい、かなりはまり込んで見ていたドラマ。
ドラマを見ていた当時、就職活動真っ最中で苦しかったけど、あまちゃんを見てまあ、精神的に助けられていた。
あのあたたかな北三陸のキャラクターたちのテンポのいい掛け合いで、どっぷり物語の世界に入り込んで、不安な気持ちを和らぐことができた。
どっぷりハマりすぎて、東北編の最後は泣きながら観ていたし、あまちゃんロスもしっかりなったけど(笑)。
今でも夏になると、あまちゃんの舞台だった北三陸の風景がふと、観たくなる。
本当にいつか、ドラマの聖地に行って、懐かしみたいな。

そんな感じで、今回の岩手の旅は終わり。
次は、どこに行こうかな。


この連載では、切り絵作家 KAMI が〈切り絵で巡る日本の旅〉をテーマに、各地で気になるものを切り絵にして紹介していきます。ここまで、全国27ヶ所を旅しました。みなさんのゆかりある土地や行ってみたい旅先での新発見はありましたか?次の旅もどうぞお楽しみに。

KAMI
熊本県出身長崎県在住の、切り絵作家。半立体的で柔らかな色合いの切り絵が特徴です。Instagram に全ての作品が掲載されています
https://www.instagram.com/kami_memor_art3


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