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ボンジュール、はじめまして!

はじめまして、船橋知世(34)です。「どんな仕事をしているの?」と聞かれる度に、複雑な経歴を持っている私はどう答えていいのか分からなくて困ってしまいます。そんな私が自己紹介チャレンジをしてみました!!

2004年にフランス留学をしたのをきっかけに、今日までフランスで生活を続けています。一度も就職したことはありませんし、同僚というのを持ったことがありません。ずっと個人事業主をしています。舵取りをしながら活動してきたので活動内容は膨大ですし、関わっている業種も多種多様です。だから私は相手によって自己紹介をかえています。

〇一般に向け最短で説明する場合は

フランス政府公認通訳ガイドと名乗ります。政府公認という響きにインパクトがあるので重宝しています。御幣がないようにお伝えしておきますが、ちゃんと資格は持ってます!

〇仕事つながりの日本人に説明する場合は

最初は展示会通訳や商談通訳をしていたので日仏英語対応の通訳と名乗っていたのですが、次第に視察代行・市場調査・旅行企画・VIP対応・営業・バックオフィス作業(秘書)など任される仕事が増えてきたので、ここ数年はフランス語圏でビジネスルートを開発したい企業を多角的にサポートしています、みたいな(⁉)言い方をしています。依頼いただくお客様の業種も行政、医療、精密機械、農業、IT、繊維、観光…と多種多様です。2020年夏から仏語圏アフリカ進出を狙っていたのですが。。。

個人ガイドとして観光サポートの依頼をいただくことも多いです。そういうときは美術・建築・デザイン・フランス史に特化したガイドとして自己紹介をします。実際に西洋美術に詳しいですし、遊び歩いている分グルメやファッションなどパリに関してもかなり詳しいと思います。ノリで2種運転免許も取得しました(が全く使っていません)。

〇仕事に関係のない日本人に説明する場合は

Youtuber目指してます、と名乗ります。YouTubeはじめSNSは集客のために手当たり次第に始めました。この歳になってYouTubeやってるというと面白がってもらえるので話は盛り上がります。チェンネル登録者数は多くないのですが、暇な時間をつかって地道に投稿しつづけています。いやはや、これが仕事に繋がるのです。

〇フランス人に説明する場合は

「フランスの素晴らしい文化を日本人に伝えるために活動している。日本文化を伝えるための講演を受け持ったりしたりしている」と伝えます。相手にもよりますが「舞台美術家&衣装デザイナーをしていたことがある」と言うこともあります。「若手芸術家の一人として仏文化庁から助成金を3年間もらっていた。○○国立劇場の舞台を担当した。」とさらっと自慢することも…。フランスでは舞台にいくことが日常なので話題にはことかきません。

日本で舞台の仕事をしていましたというと「大道具の人ね!」と決めつけられることが多く「いえいえ、そうではなく…」と説明するのが面倒なので、よほどのことがなければ舞台の仕事については触れないようにしています。

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〇今の仕事をはじめたきっかけ

舞台の仕事は夏のバカンス期(3か月間‼)に暇になります。その間に副業できないかなと思っていた時に、周囲から「観光業とか通訳業がいいんじゃない?」といわれたのがきっかけになりました。

2015年、テロでフランスの観光業界が壊滅的な被害を受けたのを目の当たりにして「自力でやるしかない」と思って個人事業主としての活動を選びました。一方、1)フランスではフリーランスとして活動しやすい土壌が整いはじめていたこと、2)平均年齢50台後半の業界なだけにウェブマーケティングをするのにライバルが少なかったこと、3)個人手配でフランスへという人が増えはじめていた、というタイミングが重なったことは私にとって大変な好機でした。

対人が必要な外での仕事と家籠りデスクワークのバランスがよい、自分の知らない業界について知識が増えて刺激的、やることが多角的で飽きない、毎日働く必要がないという自由さが気に入ったので続けていました。なんというか、自分ができること人が求めていることがうまくマッチした感覚がありました。本末転倒ですが、自分がやりたかったはずの舞台の仕事はやめてしまいました。

〇ノートをはじめたきっかけ

「仕事は好きかどうかわからないし、私の活動が価値のあるものかどうかもわからないけれど、ライフスタイルに合うからこのまま続けていこう」くらいに思っていたのですが、コロナ禍で仕事が激減してからは「あ、今までやっていた仕事、私は好きだったんだ。」ということを認識し、なんとかして続けなければと思うようになりました。

そのためには今の仕事をもっと好きになるような活動をして、価値のある活動をつくっていこう、と考えるようになりました。今までは「情報なんて私じゃなくても発信できるからやらなくてよい」と思っていましたし、「広告をだしたら依頼は来るし」という態度でいたのですが…積極的に日仏に関するビジネストピックを立てていきます!

これから1~2年間は厳しい状況が続くと思いますし、変革なしには続けられないでしょう。ですのでノートを書きながら模索をしていきます。基本的にはまずやってみる体当たり人間のはずなので…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございまいた。

これからよろしくお願いいたします。


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船橋知世
2020秋からフランス国内の展示会視察や企業訪問をしながらレポート記事を投稿していく予定です。現在その資金が必要なのでサポートをお願いいたします!

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