その国に寄り添うようにパリでも日本でも『心地よく』生きていくコツ
Bonjour!
みなさんこんにちは!pariskeitoです!
日本に帰ってきて思うのは、日本人女性の美容やファッションへの感度や他人への興味や関心が非常に高いと感じること。常に良い物を知りたいと思っていますし、友達のファッションや美容にすごく関心がありますし、『綺麗になることの向上心』がめちゃくちゃ高いことを感じます(笑)
なので韓国人にも美容やファッションの部分で憧れている人も多いですよね。私もその中の1人です。(笑)
フランスと日本の感度の違い
今日は主にファッションや美容についての感度という部分での違いのお話をします。
フランスはファッション業界に携わってない限り、普通のParisianはファッションウィークがいつあるかも知らないですし流行は気にせず10年前に買ったTシャツを今でも着ている人もいます。物持ちがいいを通り越して穴開いてる服を着てる男性が多いです。(笑)
日本はさすがに清潔感を大切にしている国なので3日間お風呂に入らないとか化粧せずに職場に行くとかはなかなか出来ないですよね。日本の当たり前って海外からするとハードルが高いというか綺麗にしているというイメージがあります。
フランスは『みんなが持っている』というだけでは物は流行らないし、個性を大切にするお国柄なのでオリジナルな方が彼らは好きだし長く服も着るのでおばあちゃんのおさがりを着ているなんていうParisienneも多いんです。くたびれた服でも向こうではなんだかこなれてる着こなしがかっこよくてモデルさんやファッション業界の人は本当に日本では難しいような着こなしも素敵な印象があります。そして何よりフランスではみんなと違うことが素晴らしいことという認識があります。個性を尊重する国ですね。
一方、日本はどんどん新しいもの、とにかくトレンドを抑えることが大切だと思ってる女性や興味はないけどそれを気にして生きる人もすごく多いと感じます。ファッション業界で働いてなくても、一応どんなものが今流行ってるかは知りたい女性が多いと感じます。それはやはり『流行を知らないと恥ずかしい』『みんなと違うと嫌だ』『浮きたくない』『ダサいと思われたくない』という気持ちがあると思うからじゃないですか?日本はとにかく周りとの調和を大切に生きる国民性なのでできるだけ良い意味で目立たないように生きたいという人が大多数いると思っています。
さて、どう生きる?
日本帰国して思うことは、その国に合った生き方をして過ごすのが一番自分も周りも快適に過ごせるということに気付きました。
なのでどこの国が良いとかってないと思うんです。全ての考え方や文化は個性というものだし、正解なんてない。日本は『これが正解ですよ。みなさんこうしましょうね。』っていう呼びかけが幼少期から埋め込まれてるため、自分の意志を持って生きることがあまりいいこととはされてこなかったですが、こうして発信というツールが広がってきてから日本人の感覚も少し自由になってきましたよね。だからといって日本で生きていくときに協調性のない生き方や不潔な恰好、ノーメイクなどで生活をするのは厳しいと思います(笑)
逆にフランスにいるときに『もっとちゃんと仕事してください。』とか『時間を守ってください。』とか言って日本の働き方を押し付けて生きていくのも難しいものです。(いい加減にしてくれと言いたくなるときもある。)
その国と向かい合い、知って、良いところを見つける。その文化を風習を受け入れて現地の人と同じような感覚で生きていく。
2つの国で生活をしている私が辿り着いた答えはこれでした。人を受け入れるのと同じで『違いを受け入れ、尊重する。』これを知ると外国で生きることも楽になります。