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私の放浪癖
無くて七癖。
しかしよくよく自分を観察すれば、自分がほぼ癖で出来上がっていることを知る。7つどころではない。
私の癖、とくに面倒くさい癖は、放浪癖だ。
とにかく、とにかく遠くに行きたくなる。
癖とはある意味本能に近いのかも知れない。
人類がかつて農耕を行う遥か以前は遊牧を生業として旅をして過ごしていたのだということを、自分に備わった本能を観察するで知ることになる。
なんと現在オーストリアに出張に来ている。
ザルツブルクというオーストリアの西側に位置する小さな街だ。小さな街ではあるのだが、モーツァルトが生まれた音楽の街としても有名だ。
出張前はオーストリアに行けることで十分にワクワクしていた。しかし、ザルツブルク駅に着いたその刹那、「別の街に行きたい」と血が騒ぎだした。
すぐさま、私が今いるザルツブルクから列車で約2時間のウイーンへの旅行を予定に組んだ。
ウイーンを訪問することが決まったその瞬間は非常にワクワクした。
しかしすぐさま、「隣のスロバキアの首都のブラチスラバも良くね?まてよ、ウイーンをそのまま通過してハンガリーの首都ブダペストまで行けるのでは?」という邪念が首を出した。
そして今は、鬼の形相でブダペスト行のチケットを探している。
かつて遊牧民だったころの本能を色濃く残すDNAが、私をハンガリー大平原に連れて行こうとしている。
「人間はDNAの乗り物に過ぎない」とは利己的な遺伝子の象徴的なフレーズであるが、私のDNAは私を乗り物にした挙句、ハンガリー大平原で更に馬を乗りまわそうとしている。最初から馬に乗ってくれDNAよ。
「さすがにブダペストは遠いぜ?正気?」
私の右肩に住んでいる天使が頬杖をつきながらそう言っている。
ここで耳寄り情報。
ヨーロッパを旅行するのであれば、FLIX BUSがお勧め。ネットで予約ができヨーロッパ中のどこにでも行ける格安バス。貧しい学生の味方。
難点はバスで移動するのでかなり時間がかかることと、バスによっては充電器があったりなかったり、シートが硬かったり硬くなかったり、タイヤがパンクしたりしなかったりとアクシデントが多々あることくらい。
今回もFLIX BUS大活躍の予感。
さて今週末はどうなることやら。
ではまた帰国後に会社で合おう。