全力で「わかりません…」と困り顔してたら、「助けてもらえる人」になった
あんなに「もう無理…」と言っていた短期バイトも、気づけば、残りわずかとなりました。
あぁぁ!同じ仕事の方たちとお別れなのがさみしい〜!
えっ、ちょ、びっくり。まさか、こんな風に思う日が来るなんて…!笑 センチメンタルな気分なのは、卒業シーズンだからですか?🌸
"ヒステリーなボス"という共通の敵がいたから、みんなで助け合って乗り越えよう!感もすごくて。久しぶりにチームワークを感じて、楽しかった…笑
仕事が終わって、創作に専念できるのは心底嬉しいけれど、またひとりぽっちになって、「今日もおっかなかったね〜!また怒られたよ〜!」とやいのやいの言い合ったり、この謎の一体感を味わえなくなるのが切ない。
はぁ、誰にでも平等に怒り狂うボスでよかったなぁ。わたしにだけ、強くあたる人じゃなくてよかった…。
殺伐とした雰囲気の、やべえ職場でしたが、一緒に仕事をする方々には本当によくしてもらって。面倒見が良く、可愛がってくれるひとばかりだった。
初日から緊張でひとりきょどってたわたしに、声をかけてくれたKさん。
わたしのデスクを通りすがるたびに、「どう?順調?」と声をかけてくれた姉御肌のMさん。
「ボスに怒られる前にこれ一緒にやろう!」と仕事を与えてくれたSさん。
見た目は強そうなのに、さりげなくお菓子をくれた、バリバリキャリアウーマンAさん。
「帰り、車で送るよ!」と言いつつ、たくさん話を聴いてくれたKさん。
みんなみんなありがとう。お世話好きな方が多くて、助かった…。わたし、やっぱり、同世代よりも、40代や50代の方の方が話しやすくて安心する気がする。同世代だと、どうも勝手に比べたり、嫉妬して苦しむ。
周りの人が圧倒的スピードで理解して作業してる(そうにみえる)中、誰よりも理解力がなく、毎日勉強してもついていけなくて、ムリイィ!とつらすぎたけど…。
(こいつ馬鹿か?)と思われてもいいやと、恥を捨てて、「分かりません…助けてください〜!」と、全力できょどきょど困り顔して質問してた。
そしたら、みんな助けてくれたし、気にかけてくれた。結果、いろんな人の話を聞くことができて、仕事の理解が深まった。
思いがけず、
と言ってもらえて、理解が人より遅いのも弱いのもダメなことばかりじゃないなって思えた。
とはいえ、みなさんからも、余裕がない仕事中には、めっちゃ辛辣な言葉も浴びせられたけど…笑
それから、ボスの前で固まって言葉が出ないわたしに比べ、うまくかわしてるお姉さんが羨ましいと思っていたら…
と、励ましてもらった。
ちなみにだけど、仕事ができる人ほど、いろいろやらされて大変そうだった。う〜ん、不条理。
わたしは、もう「できない人」と認識されてあきらめられてたから、その辺ではずいぶん楽をさせてもらって申し訳ない気持ちもあるけれど…
でもね、ごめんなさい、バカ正直で全部顔にでちゃう自分でよかった…!こんなわたしだからこそ、たくさん助けてもらえたんだよ!って、ちょっとは思ってもいいですか…???