Webの様々なデータ形式①
システム開発をしている人に聞くと知らない言葉を耳にして混乱することがよくあります。「スクリプト言語」もその1つです。そのあたり勉強しながらまとめてみようと思います。
スクリプト言語とは?
スクリプト言語とは比較的簡単に書きやすい言語の総称です。PHPやRuby、Pythonなどのプログラミング言語がそれに該当します。そんなスクリプト言語でも、①クライアント側で使う言語(クライアントサイドスクリプト)、②サーバー側で使う言語(サーバーサイドスクリプト)でそれぞれ異なるものを使うことが多いです。
それぞれ分けて紹介します!
①クライアント側で使う言語(クライアントサイドスクリプト)
クライアントサイドスクリプトとは、Webブラウザ側で動くスクリプトのことです。計算処理をブラウザ側で行うことができるため、サーバー側の負担を減らすことができます。
主に使われるスクリプト言語は以下の通りです。
・ECMAScript
・JavaScript
②サーバー側で使う言語(サーバーサイドスクリプト)
サーバーサイドスクリプトとは、サーバー側で動くプログラムのことです。ユーザーごとのページの変更や送信フォームによるデータの送信など、サーバー上でプログラムを実行する必要がある場合にこちらを使います。
主に使われる言語は以下の通りです。
・Perl:文法の自由度が高い。歴史が古く、広く使われている。
・PHP:CGIを使わなくてもHTMLに埋め込んで使うことができる。
・Python:スクリプトの可能性が高い。文法の自由度は低い。
・Ruby:オブジェクト指向プログラミングに適している。Perlに近い性質を持つ。
「ちなみにこの言語でないと実現できない」という機能の違いはほぼありません。開発者の経験やノウハウに基づいて決められることが多いです。
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