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ポケモン×アーシャム展に行って、考える。

ポケモン×アーシャム展を見るため、渋谷にやってきました。今日はそのレポートです。私自身、アートの知識はほとんどありません。そのため、このnoteはアート初心者の私が素直に感じたことをありのままに発信しています。


そもそもアーシャムとは?

ダニエル・アーシャムとは、ニューヨークを拠点に活躍する現代アーティストです。生まれつき色覚異常(色盲)であることから、作品の多くが黒と白を基調としており、素材に石炭や火山灰、ガラス、黒曜石を使用しています。

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▼ユニクロ×ポケモン×アーシャム

アーシャムはファッションにも精通しており、高級ブランドのディオールともコラボしています。

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こちらのバックの価格は2,400,000円。

私なんかには到底手が出せない価格です。そんな有名ブランドとコラボするほど実力を持つアーシャムが低価格が売りのユニクロとコラボしました。さらに、ポケモンと交えてのトリプルコラボです。

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こちらのシャツは1,500円。この低価格でアーシャムのデザインが楽しめるとは、それはそれで恐ろしい。アパレル関係者ほどこのコラボに衝撃を受けました。


ポケモン×アーシャム展

アーシャムとポケモンの作品展が渋谷で密かに開催されました。コロナの影響もあり、完全予約制。

多分、これ超貴重なイベントじゃないかな。もっと話題になっていいはずなのに…。行ってみての感想を一言で言うと「面白い!」ですね。アートは敷居が高いように思えますが、テーマがポケモンなので作品のこだわりが何となくわかるような気がします。


▼行ってみてのレポート

場所は渋谷。この黒い扉の先で開催されました。アピールが少なすぎて、場所が分からないほどです。

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開いて階段を降りていくとカメラOKのマーク、一応確認しました。このnoteのためです。

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そして、さらに降りていくと…

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あえて和訳すると、「ダニエル・アーシャム 時を超えた関東の遺跡」かな。

中に入っていくと

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「おぉぉ、アトリエ感ある」

なんだろこれ。この高揚感。この気持ちを表すとしたら、ポケモンで四天王とチャンピオンを倒して奥の扉に入っていくような感じかな。心が少しだけウキウキしているのを感じます。

早速、1体1体見ていきます。
1周ぐるりと回った後、もう一度全て見て回りました。ここからは、写真とともに、気づいたことを書き留めます。*写真は全て加工なしです。

▼プリン

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まずはプリン。毛並みが美しい。特に頭のあたりのにあるクルクルがカール巻いていて動物感があります。


▼ガーディ

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なんで青色にしたんだろう。ガーディは炎タイプなのに…。でも、ガーディの誠実なイメージや守護のイメージを考えれば、赤よりも青の方が適しているかも知れない。色盲のアーシャムが思うガーディのイメージはこの色味なのかもしれません。


▼ピカチュウ

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1000年後の世界でもしピカチュウが見つかったとしたらこんな感じだろうか。

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雷感のあるトゲトゲしいクリスタルが埋め込まれています。

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▼ミュウツー

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ミュウツー、俺の好きなポケモン。昔は暗いところで光るおもちゃを持ってたっけ。

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カッコいい。
完成された生き物という感じ。

風化してもなお、力強さを感じる。

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この角度からミュウツーを見ることってほとんどないけど、やはりかっこいいなぁ。ゲームでも、ミュウツーを使っているとなんとなく安心する、負けない感じするよね。

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尻尾と体でわずかに質感が異なります。

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カッコいい。


▼サトシとピカチュウ

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サトシ(レッドかも)とピカチュウ。これイケメンすぎないかい?笑

今までみた中でずば抜けてカッコいい。

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最後にピカチュウの視点からみてみたら。

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なるほどね。こりゃピカチュウも彼を信じるわけだわ。ポケモンの目線からトレーナーを見てみると、見方が全然違うんだなぁと思いました。


▼カメックス(カード)

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カメックス。
このカードの感じ、懐かしい。

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▼ヒトカゲ

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可愛らしい。

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意外としっぽの火が気になって、影ができることで本当に燃えているかのような雰囲気があります。このあたり、しっかり考えて配置しているんだろうなぁ。


▼リザードン(カード)

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あえての英語版。この躍動感。今にも動き出そうな感じ、、なぜか一休さんのふすまの虎の絵を思い出した。今にも飛び出そうな雰囲気あるけど、恐怖を感じないのは石版に封印されてるからなんだろうなとか妄想します。


▼カビゴン

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大きさ自体は普通なカビゴン。でもなぜか思いと感じるのは、黒が持つイメージかな、体に埋められた金のせいかな。

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▼イーブイ

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あら、可愛い
イーブイの毛並みは美しく、やはり白色が似合う。まだ何にも染まっていない。可能性に満ち満ちたポケモンですよね。

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てかこの毛並みを模様と陰だけで表現しているのがすごい。岩石でよくもここまでリアリティを出せるもんだなぁ。


▼ゼニガメ

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ゼニガメは前のめりなイメージ。額の眉が凛々しいなぁ。


▼ポケットモンスター

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今更だけど、ポケモンというファンタジーが世界の共通言語になるってすごいよなぁ。世界のどの国に行ってもポケモングッズは売られてるもんなぁ。

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よく見るとeの上がピカチュウの尻尾ぽい。


▼フシギダネ

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個人的には草タイプのポケモンが好きです。ヒトカゲは確かに魅力的だけど、でもやっぱりフシギダネが好きだなぁ。

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上から見るとこんな感じ。

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フシギソウはやっぱり少し重く見えるなぁ。足太いなぁ。

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▼ポリゴン

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ポリゴン。
「なんでポリゴン?」って思い、考えました。ここであえてポリゴンをチョイスしたのは、ポリゴンだけが直線なんですよね。他のポケモンと違って、ポリゴンはカクカクしている。アーシャムはそれを表現したかったのかなぁ。

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ちなみに、ポリゴンは人工的に生み出されたポケモンです。体をデジタルデータ化して、電脳空間に入り込めるんだそう。


▼カメックス

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カメックスだけポケモンカードとこれで、2つ作品がある。もしかしてアーシャムはカメックスが好きなのかな。

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足が力強い。こりゃ踏ん張れるなぁ。


▼お土産

最後にお土産も見てみます。

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2次元のピカチュウ。これはこれでかわいい。

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一つ3万円だそう。


最後に

アーシャム展の説明書きを読みました。そこに書いてある言葉を紹介します。これを読めばアーシャムが何を私たちに見せたかったのかが分かります。

本展で、アーシャムは様々なポケモンたちを作品化します。例えば、私たちは化石化して内部からクリスタル結晶が見えるピカチュウ像を見て、普段ゲームやアニメーションなど2次元の世界を通じて親しんでいる存在を、我々と同等の3次元の世界で認識する事になります。しかし、これらの作品たちは、私たちが化石化するために必要な時間を想像する事によって、時間という概念をも携えた4次元の文脈を持つ作品となるのです。

西暦3020年に発掘した『ポケットモンスター 赤・緑』の世界を表現した本展を、みなさまにご高覧いただければ幸いです。


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