動作の代名詞になるサービスは強いかも!
いつも仕事中に気になったこと、noteのネタになりそうなことをメモしたりするんですが、今日はこんなメモを残していました。
「動作の代名詞になるサービスは強いかも」
です。笑
これは何かっていうと、人が行動する時に動作の代わりとしてサービスの名前をいうことが結構あると思っていて、、、
例えば、
「持ち物を売る」=「メルカリ」する
「遠隔で打合せする」=「ZOOM」する
「ネットで検索する」=「ググ」る
「メッセージを送る」=「LINE」する
・・・etc
みたいな感じであげればキリがないですが、人が行動するときにサービス名を使うようになったら強いなと思いました。
なんでこんなことを考えたかと言うと、私が勤めるタイムリープ社で自社サービスである『RURA』を紹介するときにこんな風に言うことが多いんです。
「『RURA』はZOOMとは違っていて複数人で複数拠点の接客ができるサービスなんです。」
と他社製品(ZOOM)を用いて相手にイメージを共有しているんですよね。
これってよくよく考えたらめちゃくちゃすごいことなんじゃないかなと思いました。だって人の生活様式に入り込んでしまえば、自社で広告宣伝しなくても人同士の会話の中で勝手に宣伝されていくんですから。すべてのサービス提供者は多分この「動作の代名詞」を狙っているんじゃないかななんて想像したりしました。
じゃあ、「具体的にどうやればここの覇権を取れるのか?」と考えました。そして、気づいたことが2つあります。
1つ目が、動作の代名詞となるサービスの変化は激しいということ。
例えば、「ZOOM」と言えば、今では「遠隔で会話すること」の代名詞として普通に使っています。でも、ほんの2年前までは「Skype」が代名詞となっていたと思います。他にも、「メルカリ」とかも数年前は「ヤフオク」だったと思いますし、「LINE」も「メール」だったと思います。動作の代名詞は一度覇権を握ったと思っても数年で王者が交代してしまう変化の激しい環境だと思います。
そして2つ目に、動作の代名詞はキャッチーな名前にしないといけないということです。「言いやすい響き」であり、(略も含めて)恐らく4文字以内に収まる名前にしないといけないと思いました。
実際、動作の代名詞として世の中で使われている言葉は「言いやすい響き」が多いいと思います。「メルカリする」「ググる」「LINEする」「ZOOMする」などなど、大体が4文字に収まるんですよね。
逆に言いにくい響きのものは動作の代名詞にはなりにくいと思います。Googleの機能の1つで「スプレッドシート」という「Excel」みたいなものがあるんですが、それは動作の代名詞にはなれないと思います。めちゃくちゃ使いやすくて便利なんですが、どうしても言いにくい。そもそも日本人はターゲットじゃない可能性は大いにありますが、言いやすさの関係で「Excel」が覇権を取り続けると思います。
ここまで話してきて、最後に弊社のサービス『RURA』に戻ります。
弊社の『RURA』という名前はめちゃくちゃキャッチーで良いんじゃないかなと思います。「遠隔接客する」と言う言葉の代名詞として、「RURA」するっていうのはすごく言いやすいんじゃないかなと思いました。
今日の話をまとめるとこうなります。
・「動作の代名詞」は最強の広告になる
・「動作の代名詞」は数年おきに変化する
・「動作の代名詞」はキャッチーで言いやすくないとダメ
数年後、「RURAする」とみんなが当たり前に使っている世の中がくれば面白いなぁ・・・と思いながら今日も頑張ります。