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30代#自宅トレーニング歴2年#ボディメイク大会入賞〜第3章〜つづき

極意3.補助グッズを使い倒せ

自宅トレーニングはジムトレーニングと違い、移動がないので物を持ち運ぶ必要がない。そのため、トレーニング中に様々な補助グッズを使い分けてトレーニングしやすいというメリットがある。
私も自宅トレーニングをする中で、様々な補助グッズを試してきた。その経験から自宅トレーニングで有効活用できたアイテムを紹介する。

1.パワーグリップ

自宅トレーニングではダンベルや懸垂バーを使ったトレーニングがメインになる。その際に、パワーグリップを使うことをお勧めしたい。
メリットとして以下のような点が挙げられる。

◆トレーニング量の増加
前腕や握力の消耗によりトレーニングボリュームが増やせないことがある。そこで、パワーグリップを使うと前腕や手にかかる負荷を減らすことができるので、目的の部位のトレーニングボリュームを増やすことができる。

◆グリップ力の向上 
パワーグリップは摩擦が大きく、力をあまりいれなくてもグリップを保持できる。これにより、握る力を鍛えることなく、重いウエイトを持ち上げることができる。

◆手の痛みの軽減
 長時間持ち続けるトレーニング(例:デッドリフトや懸垂)で手の痛みが出てくるが、パワーグリップを使えば手で握る力を減らすことができるため手の痛みも軽減することができる。

ただしデメリットとしては、パワーグリップを使うことで、素手で握る力を鍛える機会が減ることになる。対処方法として、別で腕トレーニングの種目を入れると効果的にトレーニングできる。

2.トレーニングベルト

背中のトレーニングで高重量を扱うようになった際には、トレーニングベルトを着けることをお勧めしたい。
以下に、トレーニングベルトの主な効果を紹介する。

◆体幹の強化
・トレーニングベルトを巻くことで、背骨が安定し、体幹が強化される。
・特にスクワットなどの下半身トレーニングでは、体幹の安定が重要であり、体幹が安定することで、重量をしっかり支えられる。

◆腰痛、怪我の防止
・トレーニングベルトは腹圧をサポートしてくれ、腹圧を高めることで、
 腰が曲がりにくくなり、腰への負担を軽減する。
・特にスクワットやデッドリフトなどで重い重量を扱う際に効果的である。

◆精神的な強化
・トレーニングベルトを巻くことで、精神的にも安心感が生まる。
・最後の1回に気合を入れることができ、トレーニングの最後まで追い込むことができる。

トレーニングベルトは、正しい巻き方と使い方を守ることで、効果的に活用できる。巻く位置はおへそのあたりを中心にキツく巻くことがポイントである。ただし、初心者の場合は、体幹や腹筋背筋の使い方を覚えるために、最初はトレーニングベルトなしでトレーニングを行うことをおすすめしたい。

3.加重ベルト

トレーニングを続けていくと、懸垂やディップスが自重だけでは負荷が足りなくなる。そこでより負荷を掛けるために役立つのが加重ベルトである。

加重ベルトを選ぶ際に確認したいポイントは以下である。

◆耐荷重
 初心者は10〜20kg程度の製品でも問題ないが、本格的な筋トレを目指す場合は耐荷重の高いものを選ぶことをおすすめしたい。

◆素材
 ナイロンと革の2種類の素材がある。ナイロンは安価だが、耐久性が低く滑りやすいため、革素材を選ぶほうがよい。

◆保護機能
 必須ではないが、ベルトにジェルパッドが入っていて背中の保護をしてくれたり、滑り止め機能が充実しているベルトもあるので参考にしてほしい。

以上が私が使ってきた中でお勧めしたい補助グッズをである。
自宅トレーニングの種目にマッチする補助グッズばかりなので是非試してみて欲しい。

極意4に続く