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30代#自宅トレーニング歴2年#ボディメイク大会入賞〜第1章〜続き

3.成長

大会まで6ヵ月。本やネット記事で色々な事を考える様になった。

・筋肉を効率的につける為のトレーニングの種目、セット数、レップ数、インターバル、フォームの考え方
・人から筋肉を綺麗に見てもらう為の立ち方、力の入れ方、表情
・筋肉を大きくする為の、食事メニュー、食事量、増量減量の考え方

など、様々なことを考える中で大きく4つの点を意識しながら大会本番までの準備を進めていった

1点目は食事管理。
食事量と間食を増やし、増量しながら筋肉をつけていった。すると脂肪も付くが筋肉も増えていき、身体は徐々に大きくなっていった。
大会3ヵ月前ほどから減量期に入り、PFCバランス(特に脂質)を調整しながら3ヵ月で8キロ程度の減量に成功した。

2点目は筋トレ時の体の動かし方。
体の動かし方を見直す為に、各トレーニング種目がどの部位を鍛えているか、本や動画で勉強した。
また、それを体感する為に、少し負荷重量を軽くして、各トレーニング種目の一連の動きの中で、どの動きがどの筋肉に効いているかを確認しながら進めていった。
すると、自分が意識した部位の筋肉が筋肉痛になるのを体感できるようになった。また、高重量でなくてもトレーニング動作次第で、筋肉がつく事も分かっていった。

3点目に大会選び。
まずは大会選びの点で自分の体型に合った大会を選ぶため各大会の出場選手や大会規約を見ながらより自分の今の体型が有利になる大会を選んだ。

この時に、チャレンジングな大会を選ぶか、上位を狙える大会を選ぶかは本人次第である。私は、減量、ポージングが上手くいけば上位を狙える大会に出場することにした。

4点目にポージングの練習。
出場する大会のポージング動画を見ながら、自分の体型や筋肉のカットが綺麗に出るポーズを動画で撮りながら色々試して選んでいった。その中で、自分の動きを動画を撮りながら、一連の流れ、力の入れ方、表情が上手くできているか、繰り返し練習していった。

この一連の内容を愚直に進めていった結果、筋肉が大きくなるだけでなく、筋肉の付き方や見え方が綺麗になっていった。

その中で迎えた大会本番。
やり切った思いがあり、初出場でありながらリラックスしていた。その気持ちの余裕から本番のポージングも練習通りにできた。
ただ、どの様な順位になるかは正直分からなかった。横並びで選手の体型を見ても誰もが大きな体格差はなく、誰が優勝してもおかしくないと感じていた。ただ、やり切った思いの中で順位が出ていない中でも満足感は大きかった。

そして結果発表。
第5位から順番に呼ばれていく。

緊張感漂う中で、私の名前は呼ばれない。
第3位まで呼ばれて残り2枠。

心拍数が高まる。
次の瞬間、私の名前が呼ばれた。

なんと見事に準優勝を勝ち取る事ができた。想定以上の結果だった!

こうして私はトレーニング歴2年の中でボディメイク大会で準優勝という結果を出すことができた。
しかし、それ以上に筋トレについてを深く学びながらトレーニングしていたことで、仕事以外で没頭できるやりがいを見つける事ができた。
また、筋トレを学ぶ中で自然と食事・運動・睡眠についても学ぶ様になり、健康レベルも高くなり、仕事へも良い影響が出てきた。

ここまでが私がボディメイク大会に出場するに至った経緯である。
次章からは私の経験談からボディメイク大会で入賞する為のポイントを整理していこうと思う。

第2章:初心者が大会入賞する為のポイント5選


続く