![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119501427/rectangle_large_type_2_acdcf616b9e5050b0ab36985ccd5926d.png?width=1200)
極める_時間の使い方_なぜあなたの仕事は終わらないのか(中島聡(著))
仕事していると、自分で解決できない問題は誰にでも起こりうるものですが、そのような問題を解決するためには他の人の知識や経験を活用することが重要です。
今はAIツールが非常に強力で、有料オプションをつけるとかなりいろいろなことができますが、まだ一般的には情報の精度や使い手のリテラシー等の問題で、アナログ的なアプローチの方が効果が出るケースが多いように感じます。
私自身も仕事で問題解決に悩んだ経験が数えきれないほどあります。その時に役立った書籍を何回かの記事に分けて紹介します
今回は、私がベンチャー企業に勤めている時に紹介してもらった、時間の使い方に関する書籍を紹介します。
厚生労働省から、2019年4月から(中小企業は2020年4月から)時間外労働の上限規制の導入が発表され、社内で時間外労働を管理し、削減に向けた取り組みをするよう指示がありました。その後、社員各々の時間外労働時間を社内周知されるようになりました。ラップ刻まれて月の半ばくらいになってくると、上限に達しそうだから残業抑えよって言われる仕組みです。
当時なかなか仕事が終わらず、残業続きだった僕にとっては、残業時間に上限が設けられたのは死活問題。残業ができなくなったことを理由に、納期までに仕事が終わらなくなることが許されることなんてありませんから。。
仕事の生産性を高めるためにいろいろな書籍を見たり、他の人にどうしているか聞いたり相談したりしていたところ、同僚から本書籍を紹介してもらいました。
終わらない仕事の仕組み、修正を織り込んだダンドリ、ロケットスタート時間術…。時間の使い方についてこんなにも実用的な書籍は見たことがありませんでした。
まず作ってみる、まずやってみる、締め切りは絶対に守る。集中力のレベル分け、流しの時間を作る…。すぐにでも実践できるテクニックが満載。
自分にとって一番効果的だったのは、まずプロトタイプを即行で作ってしまうところ。自分の仕事に置き換えると、報告用、プレゼン用の資料をラフなもので作り上げてしまうことでした。これを導入しただけで劇的に生産性の向上が図れ、かつ全体像がすぐに見えるようになったので、細かい確認事項にも目が行くようになり、仕事の質まで向上しました。
目にみえて時間の使い方がうまくなったと感じます。まあ、こういうマインドセットも効果が出る一因なのかもしれません。
この書籍をいろんな人に広めようと、他の人に貸したりしました。ほぼ例外なく言えることが、借りるときはみんな喜んで借りるのですが、こっちから催促しないと一向に本を返さない!ひどい!笑
それなりのボリュームの本は、みんな読み終わった後に返そうと思うのですが、読み終わらずにそのまま放置されるパターンが多いようです(5~6人に貸してちゃんと読んで返してきた人は1人でした)。皆さん他人に物(特に本)を貸すときは借りパクに注意しましょう…。
皆さん、いつもお仕事お疲れ様です!
時には音楽を聴いてリラックスする時間もとってください!
以下、僕の好きな音楽を紹介しています。よかったらこちらも見ていってください!