マクロビまくろび
マクロビオティック、正食というもの、興味はあるのですが、まともに勉強したこと無かったのでちょこちょこ調べてみました。
正食の基本?
1.季節のものを食べる。
旬のもののほうが美味しいと思うし、栄養価も高いだろうなと思う。
いいんじゃない。
2.一物全体食。
皮をむいたり灰汁抜きしたりしない。まるごと全部食べる。
なんだか美味しくない気がする。皮むきとか灰汁抜きとかって、害になるものを取り除くためにやるのではないのかなぁ。じゃがいもの芽とか、彼岸花のアルカロイドとか。自分としては食べたくない。
3.生命あるものを食べる。
加工しない、手の加わっていないものを食べる。
生米とか生芋とか、なんだかイヤだなぁ。おまけに皮も剥かずに。。。下痢しそうだ。
4.主食と副食のバランスをとる。
奥歯が20本、犬歯4本、前歯8本なので、穀物5:肉1:野菜2がよい。
主食、副食をバランスよく採ることは良いけど、歯の種類・本数と食材の量は関係ないとおもうゾ。肉ばっかり食べてる犬・猫の歯が犬歯ばっかりだとは思わないし、乳歯しかないうちは乳しか飲んではいけないってことか。
5.よく噛む。
これは自分でもそのほうが良いと思う。
6.身土不二。
住んでいる土地の近くで獲れるのものをたべる。
鮮度の問題とか価格の問題とかについては、近くで獲れたものの方が良いかも。でも、山奥に住んでいても塩は必要だろうな。
山では山のもの、海では海のもの、熱帯では熱帯のもの、寒帯では寒帯のもの。人間雑食でよかったね。
マクドナルドにいってモスバーガーを頼んではいけないってこと。
それでは実際はどんなものをどのように食べているのか、実行している人たちの報告内容を見てみますと、、、
基本的に「玄米食」が中心のようであります。
一物全体食といいながら、稲から玄米部分だけを取り出して食べます。葉っぱや根っこは食べません。「2.一物全体食」に反しています。
玄米は「旬」に関係なくいつでも食べます。 「1.季節のものを食べる」に反しています。
加工しないといいながら、水で研いでから圧力釜で加熱調理します。「3.生命あるものを食べる 」に反しています。
わかめや油揚げの入った味噌汁を飲みます。
わかめは水洗い後乾燥したもの。 「3.生命あるものを食べる 」に反しています。
油揚げは大豆のマメの部分だけ(もちろん葉っぱや根っこは除去します)を加工・調理したものを更に油抜きして使用。 「2.一物全体食」「3.生命あるものを食べる 」に反しています。
味噌はもちろん大豆のマメの部分だけを調味醗酵熟成加工したもの。「2.一物全体食」「3.生命あるものを食べる 」に反しています。
ごま塩も使います。
ごまは胡麻の種子の部分だけを取り出し加熱加工したもの。 「2.一物全体食」「3.生命あるものを食べる 」に反しています。
塩は海水からにがり成分を取り除き乾燥加工したもの。 「2.一物全体食」「3.生命あるものを食べる 」に反しています。
基本理念だけ見ると実行は難しそうですが、実際は結構いいかげん?
できるだけ基本に忠実にしようと思うと、田んぼから採ってきた稲束を主食に、畑から採ってきた大豆に海水をかけて食べる?
おまけに主食の稲を食べられるのは1年のうち秋限定。
自分にはとても実行できそうにない。ああ、軟弱者。