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【読むだけでライブに行きたくなる】”次世代シンガーソングライター”アオイエマ。の進化し続ける表現力

はじめに

 今回は、シンガーソングライターのアオイエマ。さんの魅力の一つ、圧倒的なその表現力に絞って紹介していきます。
その魅力はもはやアオイエマ。さんにしか真似できないような一つの武器であり、”アオイエマ。”という存在を語るにおいてとても重要なものでもあります。
 この記事を読んでいただいた方々が、ライブに行ってみようって思って頂けたら嬉しいです。

アオイエマ。
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「表現力」とは何か

 アオイエマ。さんの表現力を語るにあたって、そもそも歌における表現力とは、一体なんなのだろうと思う方も多いと思います。

 まず「表現力」とは、「自分の思考や感情を、他者に分かりやすく伝える力」のことです。音楽はその表現方法の一つであると言えます。
 そして歌における表現力、及び表現方法とは、歌の中に含むしゃくりやこぶし、フォールや抑揚、地声や裏声、リズム、タングトリルなどなど…、挙げればキリがないですが、これらの歌唱技術のテクニックが第一に挙げられます。カラオケなどでも聴いたことがある単語があるのではないでしょうか。
 また、歌詞の理解というのも大前提です。歌詞の意味を理解せずに歌っても、感情の込め方や前述した歌唱技術の応用も利かず、ただ歌詞を追って歌っているだけと言っても過言ではありません。自身で作詞作曲した曲には当然ながらこれらの要素は含まれていますが、他人の楽曲を歌う際にはまずはひたすら聴き理解するところから始める人も多いでしょう。
 歌を歌うということにおける表現力は、これらだけではありません。歌う曲の雰囲気や歌詞と共鳴するように表情を変化させたり、動きをつけて声と顔以外でも歌を表現したり…なにより自分に自信をもって堂々と歌うことも大切です。私自身も音楽の活動をメインにしていた際は先生や先輩にこれら表現力については何より大切だと教わりました。

歌によって巧みに使い分けるスキル

 表現力とそれを発揮する方法について説明したところで、いよいよ本題に入っていきます。
 以前にも書きましたが、「歌が上手い」という広義的な説明をする上で、「表現力」とは非常に重要な要素です。エマさんだけでなく多くのシンガーソングライターは、路上ライブではオリジナル曲だけでなく様々なカバー曲も歌唱します。エマさんは今回のメインテーマである表現力が圧倒的に突出しています。
 ここまで表現力がすごいと言える理由は、歌によってまったく表現の色が変わるからです。

 「アネモネ」や「ナイモノネダリ」は、自分の中にあるマイナスな気持ちやエゴに悩みながらも希望を見出して前に進もうとする曲です。これらの歌を歌うときは、芯のある真っすぐに伸びるような歌声で、目線も真っすぐ前を見つめその先にある光をつかもうと手を伸ばすように表現しています。また、拳を胸に当て観客一人一人を見つめ歌詞に込めた想いを届けようと全身でその歌を表現しているのです。
 「最終列車」や「プレゼント」、よくカバーをしている傘村トータ氏の「贖罪」などでは、後悔や悲しさ、苦しさといった感情を感じられるような表情を見せ、抑揚をかけて曲全体の迫力やイメージを壮大にし、声を震わせたりエッジを効かせて歌詞だけでは伝わり切らないような景色や感情を観客の耳に届けています。
 「バイバイフライデーナイト」のようなアップテンポで明るい曲でも、抑揚をかけてサビの盛り上がりを強調させながら、笑顔でリズミカルに動きながら手を振ったり手拍子をしたり、場の雰囲気もつくって一体感をだしています。
 そして全てのライブに共通して、歌の届け方がとても特徴的です。こちらは過去に記述したことと重なりますが、どの歌を歌うときも、エマさんは一人一人に向き合って歌詞を届けるように、手を伸ばし、目線を合わせ、目線だけじゃなく身体も動かして向き合って歌っています。路上ライブのような不特定多数の人々が通りかかるような場所では、特にこの歌い方は目を惹き聴いてみようと興味を持つきっかけにもなると思います。

 このように、今回は主にエマさんのオリジナル曲中心の説明にはなりましたが、エマさんは曲のジャンルや雰囲気によって歌い方や見せ方を巧みに使って、その表現力を活かし、より多くの観客に感動を届けています。

最後に

 今回の記事はアオイエマ。さんの表現力に絞って、彼女のシンガーソングライターとしての強み、魅力を語っていきました。
 もちろん表現力だけではありません。エマさんの創り出す歌詞や歌の世界感など、ほかにも様々な魅力が沢山あります。今後さらにビッグなシンガーソングライターになること間違いなしです。
 最近は箱ライブのイベントや、フリーライブのイベントも沢山ありますので、興味を持っていただいた方はぜひライブに足を運んでみてください!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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