おっさんとぼく

通り過ぎて行ったタクシーの後ろの窓に、でっかい眠眠打破のポスターが貼ってあった。眠いんかな。怖いわ。無理しないで。

温泉卵は失敗するし、バナナは大事にとっておきすぎて腐らせる。相変わらずよく道を訊かれるし、切符の買い方とかも訊かれる。

道歩いてるだけで知らんじいさんに『コラァ』って怒られた。怒られる心あたりなんて暑くてマスクしてなかったことと、不細工なことくらいしか思い浮かばない。マスク警察だったのか不細工警察だったのか、それともデブ警察か。

そのあとすぐ、工事現場から火花が散っているのを「危ないよ」と教えてくれたおっさんがいた。いろんなおっさんがいる。いいおっさんもいれば、いやなおっさんもいる。昔はおっさんが好きだったな。好きなタイプはおっさんだった。今のわたしはもう年下の男にしか興味を持てないです。

メンタルが不安定なのはデブで筋力不足なのかもしれないと思い、筋トレとウォーキングをはじめる。なにげに1か月くらい続いてる。10年前の体重計がいよいよやばそうで、どの数値が正解なのかよくわからない。たぶん1か月で2キロくらいは減ったっぽいが定かではない。BiSのコオロギスクワット(検索して)やったら筋肉痛二日目。

それにしても新居(ゆーてももう2か月住んでるけど)はいろいろ便利。ラクすぎる。ウーバーイーツの広告入ってたけど、こっちでは使わないかもしれん。でもラクなことにも慣れると、徒歩一分のスーパー行くのすら『今日はめんどいからやめとくか』とかしょっちゅうなる。人はどこまででも堕落する。

マンションにカレー屋さんっぽい人住んでて、よくガチめのスパイスカレーの匂いがしてる。引っ越してからスパイス屋さんを見つけられていなくてスパイス難民なので、ピンポーンってしてスパイス分けてもらいたい。あのひとたちの家の中はどんなかんじなんだろう。

ちゃんとときどき文章を書こう。さくちゃんのことも、書きたいんだけど、涙があふれてしまってずっと書けない。